人民解放軍、ミャンマーとの国境沿いで実弾射撃訓練を実施

 

これはミャンマー反体制派軍がミャンマー国軍を遂に中国国境付近まで押し込み、戦線が拡大し中国領土に被害が及びそうになっているからです

 

Photo Cheng Q 

2023.11.27

· Southeast Asia,【最新ニュース】,Daily News

https://youtu.be/QgnP8-FpKAw?si=Q0CJgsBcKlKi7AkP

土曜日から中国・ミャンマー国境の中国側で実施されている実弾射撃訓練は、人民解放軍がいかなる緊急事態にも備えられるよう、軍部隊の機動性、国境管理能力、火力能力をテストする事を目的としている。と人民解放軍日報は発表しました。

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ミャンマーでは最近、武力衝突が発生し、死傷者が発生し治安情勢が複雑化しています。

人民解放軍日報は日曜、国境の安全を守り、国境地域に住む人々の生命と財産を守るのは人民解放軍の責任であると述べています。

中国とミャンマーは2,000キロ以上の国境を共有している為、人民解放軍はミャンマーでの紛争を非常に懸念しており、状況が更にエスカレートするのを防ぐ為に、すべての当事者に停戦し、平和的対話を開始するよう要請したとの事。

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http://eng.chinamil.com.cn/CHINA_209163/TopStories_209189/16269279.html

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最近ミャンマーでは、クーデーターで政権を握った軍事政権に対抗している反政府軍が勢力を拡大

ミャンマー軍事政権に就任した大統領は、与党軍事評議会が開いた緊急会議で、シャン州で勃発した戦闘を政府がコントロールできなければ、国が分裂する危険性があると警告しました。

これは軍に深刻な損失を与えている反軍反乱軍による一連の協調攻撃に対処する為、与党軍事評議会が開いた緊急会議での発言です。

シャン州の3つの民族反乱軍は、政府に反対する他の武装グループの支援を受け、数十の軍事基地を制圧し、国境交差点と中国との陸上貿易の大部分を担う道路を占領しました。

これは、2021年2月に政権を奪取して以来、政権が被った最も深刻な後退です。

クーデター後に始まった武装勢力との2年半の戦いの後、ミャンマー軍は弱体化し、打ち負かされる可能性が出てきました。

軍事政権は反体制派に空爆や砲撃で応戦し、何千人もの人々が家を離れる事を余儀なくされています。

しかし、増援部隊を投入する事も、失った地盤を回復する事もできないでおり、殺害されたミャンマー軍の数百人の部隊の中には、シャン州北部の政府軍司令官アウン・キョー・ルイン准将までいる様です。

ミャンマー北部の国境までこの戦闘が拡大し、ミャンマー軍がミャンマー北部情勢を制御不能に陥れば、中国への影響は避けられない為に人民解放軍は今回の訓練を始めました。

反政府勢力連合軍が、与党ミャンマー軍事政権との戦争で前進を見せている様子。

軍は2021年にクーデターで権力を掌握した際に、ミャンマー軍が標的とした民主的に選出された議会は散り散りになり、一部の議員は国外に逃亡し、他の議員は残留。

それ以来、民主主義を支持する若者の中には武器をとった人もいました。

彼らの努力はついに報われ、反政府勢力連合はミャンマー北部全域の少なくとも3つの主要前線で勝利を収めた様です。

https://youtu.be/7AXFRNOxJ9M?si=RLpshmMGfA5Ot5Tj