ブラジルのルラ大統領が、訪中している最中にマクロンとそっくりな事を言い始めております


「ドル覇権を倒す」

 

習近平に言わされてる感が・・・

2023.4.14 

Photo Eduardo Soares

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ブラジルのルラ大統領は中国を訪問した際、他の途上国に対し、国際貿易においてドルを捨て、自国通貨を優先するよう呼びかけました。

ブラジルはこの発言の前に、最近貿易で人民元を使用する事に合意したからです。

この発言は、今週中国を訪問した際のスピーチで行われ、BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の指導者による脱ドル論を更に盛り上げています。

上海の新開発銀行で講演したルラは、BRICS諸国が共通通貨を設立するよう呼びかけました。

「BRICSは何故ブラジルと中国、ブラジルと他の国の貿易関係の資金を調達する為の通貨を持てないのでしょうか?私たちは(その考えに)慣れていないため、難しいのです。みんな1つの通貨(💲)に頼っているのですから」※人民元を含めルーブルもレアルも基軸通貨としてのポジションを張れるだけの信用が無いからだよ。って突っ込みは待ってあげてください。笑

昨年、BRICS諸国は加盟国の為の新しい通貨を検討していました。このアイデアは、ドル依存から脱却しようという動機から生まれたもので、ロシアがウクライナへの侵攻によりドル準備金を打ち切られたことで不利益を被ることが判明したからです。(要は中国が台湾侵略や尖閣侵攻を行った際にロシアと同じような制裁を食らうのは目に見えてるので、こうした発展途上国を煽り、保険をかけ始めているのです)

1月にはドルの支配から脱却する為に、ルラがブラジルとアルゼンチンの共通通貨の開発を検討していることを発表した。(どちらも中国に骨抜きにされている国です。ブラジルでは保守派と言われるボルソナロ大統領でさえ、一帯一路を進めると習近平と2019年の時点で約束していました)

ブラジルがドル覇権打倒を唱える様な変化は通貨体制の重要な転換を意味すると言われているが、多くのアナリストは、いわゆる世界貿易の脱ドル化はあり得ないと見ている。ドルは世界の基軸通貨として弱まるかもしれないが、それに完全に取って代わるような代替通貨は存在しない。

ウクライナ戦争以降、貿易金融における役割が倍増した中国人民元でさえも、その候補にはなり得ない。事実上ドルにペッグ(香港ドルペッグで価値を担保している)しているだけでなく、中国の厳しい管理(操作)によって、元は自由な市場の流れに沿う事ができない。

ブラジルが大きく関与している商品市場や産業において、基軸通貨であるドルは重要な役割を担っているため、ブラジル人が近い将来、ドルを投げ捨てるという見通しもあり得ないと報じられています。

こういうのを見ていて思うのですが、口だけではなく実際にやってみればよいと思います。

実質は中国とロシアに利用されているだけ。

ドルレアル週足⇩

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人民元レアル週足⇩

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