ビットコイン、現状価格分析

 

2024.7.5

· 投資,【最新ニュース】,Daily News
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ここの所のビットコイン価格急落の主要な原因の一つと言われているのが、FRBが6月の会合で、金利引き下げの準備ができていないと言い始めた事です。これを受けてビットコイン価格は木曜日に約5万7000ドルまで下落し、2カ月ぶりの安値になったと米主要メディア等は報道しています。嫌な雰囲気ですよね。

その他の報道も悲壮感たっぷりです⇩

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マウントゴックスやドイツ銀行からの売り圧や、ビットコインに最近わりと融和的だったバイデンが下ろされそうだったり理由は様々です。

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ここでは速報的に現在のビットコイン値動きについてお見せします。

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7月3日位からビットコインは急落しており、皆さんに失望感が広がっています。

もう少し拡大してみると、下げのチャネルが形成されている事が分かります。

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この様な形ですね⇩

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更に問題なのはオレンジで示した重要サポートラインを下抜けしたように見える事です⇩

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現在は前回下落を防いだ強い水平線56600と、去年と今年の年始に強く機能していたサポートラインが価格下落を食い止めています。

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ここで反発できるか注目していましたが、その後この場所も突破されました。⇩

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その後、ビットコインが下げ止まり反発した場所はオレンジで示した緩やかな下げのチャネルライン下側でした。⇩

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このまま反発してくれるならこんなイメージです⇩

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もし下抜けした場合はこの様な形が想定されます⇩

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41600位迄の下落。今の状態ではどう決着がつくのか判断が難しいですが、現在の価格付近で下げ止まって貰いたいもの。半減期を前後して例年は最大30%程度調整をしていますが、今回は3/14の高値である73800ドル付近から53500ドルまで28%位下げていますので、52000ドル付近が妥当だろうと見ています。

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今日のビットコインの凄まじい下げについて、午後になってマウントゴックスとドイツ銀行併せて2兆円売りが来ると見られているのが原因と思われると伝えられています。

オンチェーンデータによると、今回の下落はビットコインの全歴史において、2022年11月の FTX 崩壊に次いで2番目に大きな清算規模である事が確認されたそう。

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ドイツが押収された35億ドル(5600億円位)相当のBTC売却を開始し、Mt.Goxが債権者に85億ドル(1兆3600億円位)の返済を開始する為に大部分のBTC売却される見込みであるというニュースの影響でパニック売りになった可能性があります。

ドイツ銀行とマウントゴックス、いつまでもマーケットに迷惑をかけますね。

 

他の底打ちのサインと見られているのはマイナーの損益分岐点をビットコイン価格が割り込んできている事です。

ビットコイン価格が5万5000ドルを下回り、利益を生むマイニング機器は僅か5機種のみとなってしまい、価格が5万3100ドル以上でなければ利益を生まくなってしまいました。

沢山のマイナーは、現在、運営者が受け取る報酬よりも稼働コストの方が高くなっています。

6月に大量にビットコインを売っていたビットコインマイナーは、降参まであと一歩のところまで来ており、5万2000ドルで損益分岐点に達する。これは、底値圏入りへの完璧なサインだそう。

 

その後の様子(チャネル下側(オレンジ)を下抜けせず反発)

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オレンジで示したチャネルライン下側で反発。レジスタンスラインが直近であと4本ありますが、これを抜けていけるかどうかが注目されます。

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まだ下降の勢いが収まるかどうかは分かりませんが、再びチャネル上側へと向かい67500ドル程度まで上昇する可能性があります。