中国外務省公式より⇩
「中国人観光客向けの一時的な防疫措置について、中国の姿勢を改めて表明したい。我々は国際社会とのコミュニケーションを強化し、協力して感染症を克服する事を望んでいる。
中国への入国制限について科学的根拠がない国もあり、過度の入国制限は容認できない。我々は、政治的目標を達成する為に防疫措置を操作する行いに断固として反対し、状況に応じて相互主義の原則に従って相応の措置を講じる。」
中国が1月8日から渡航制限を緩和すると発表した事により、12カ国以上が中国からの入国者に対して水際対策を実施すると発表
中国の国境は2020年3月以降ほぼ閉鎖されていきました。入国できる外国人は殆どおらず、入国した外国人は厳しい検査と検疫を受けなければなりませんでした。
中国共産党は症例や死亡数を大幅に過少報告している可能性も懸念されています。
この為、日本や欧米の渡航制限や防疫対策強化は各国自国民保護の為に当然の措置です。
欧州委員会は、圧倒的多数の加盟国が渡航制限の導入に賛成していると発表。すでに独自の措置を導入している国もあるが、それがEU加盟国すべてに拡大されるかどうかは、近日決定される予定との事。
米国も中国からの渡航者への検査を強化。
オーストラリア政府は中国の対抗措置発表について「特に懸念していない」とメディアに答えています。
中東等でも中国の報復措置は話題に。
当然、西側各国やインドはこの言動を無視し、防疫体制を取る構えです。
中東や東南アジアはどうするのか今のところ不明ですが。
中国は相互主義に基づいた報復を行うと発表していますが、何一つ相互主義を守らない中国が相互主義を持ち出すのは滑稽ですよね。
そして・・・↓
岸田政権は中国政府が水際対策を行っている国に報復すると発表した後、中国本土からの入国者に8日から水際措置をさらに強化
日本政府は中国での新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、現在行っている臨時的な水際措置を8日からさらに強化する方針を固め、中国本土からの国際便の増便を行わないよう、航空会社に8日以降も引き続き要請する構え。
これは素晴らしい対応ですよね。
中国反体制派メディアは日本人のこの中国の振舞いへの反応を報道しています。
中国全土で新たな疫病が発生する中、中国当局が海外渡航の自由化を発表した事に対し、 日本国民は中国政府の動きを 「無責任」、「不道徳 」と非難した。
昨年12月26日、共産党の国家衛生委員会は、1月8日から中国の国際便の発着回数の上限を撤廃し、出国制限も解除すると発表。
発表から数分後には、中国のオンライン旅行会社による海外航空券や出国ビザの検索が数倍に増え、人気の目的地は日本、韓国、タイとなりました。
中国共産党の公式メディア「チャイナ・デイリー」によると、往路で最も検索された目的地は主にバンコク、東京、ソウル、ロサンゼルス、シンガポールです。
「無責任だ」
インタビューを受けた東京在住の日本人は中国共産党の無制限な海外旅行再開について、「酷い」「不道徳」等と語っており、「今回の中国の行動は、中国共産党が武漢コロナ発生を意図的に隠蔽し、武漢から他国へウイルス拡散した時と似ている!」と指摘した。
埼玉県の書道教師は日本国内での中国経由の大感染を避ける為に「中国からの渡航制限」を日本政府に要請。「中国国内で大きな感染拡大がある際に、何故大量の人々が(意図的に)海外渡航を許されるのでしょうか?」
別の日本人は、アウトバウンドの再開に対する北京の姿勢を「無責任」と指摘。
「怖いのは、中国本土で作られた製品、特に食品や医薬品は、中国共産党の規制が緩いため品質が悪いものが多いので、(中国人が)熱心に(海外で)商品を買っている事です」
「今、中国人が海外で(医薬品を)買い漁る事で、世界中で基本的な市販薬が不足する事になる。 当時の世界的な粉ミルクの不足と同じですね。 当時、中国人は中国製の粉ミルクを信用せず、海外で大量に購入していたのです。」と語ったとの事。