https://youtu.be/EGdvOwpkS34?si=725O7AkLkxbJgadg
イスラム原理主義のテロ組織であるフーシ派が紅海でタンカーに対してテロ攻撃を繰り返している為に、米国と英国が最近イエメンのフーシ派拠点を空爆しています。
https://youtu.be/9n2Gynmnws0?si=Qg_c6_tw6UKZBfBt
この様な状態なので、世界で最も交通量の多い航路の一つである紅海が機能しなくなり、世界貿易に長期にわたる混乱が生じる懸念が高まっています。
https://youtu.be/hxI5z3klqSU?si=dod4Y1tEWAX6sB__
世界の主要航路のコンテナ輸送料金が今週急騰していると業界関係者が先週金曜日に発表。
ほとんどのコンテナ船は紅海を通るスエズ運河ルートを避けていますが、スエズ運河はコンテナ船の貨物の約 3 分の 1 がアジアからヨーロッパへ向かう近道です。
穀物などの重要な商品を運ぶ石油タンカーや、ばら積み貨物船もスエズ運河ルートを回避しており、新たな世界的インフレを引き起こす危険があるのではないかと懸念が高まっています。
https://youtu.be/77zjCebqrc0?si=JsgAS6AQnOkAPK9-
指標となる上海コンテナ貨物指数は先週金曜日、前週比16％以上の上昇を見せ2,206ポイントとなりました。12月中旬以来114％上昇です。
先週金曜日の上海－ヨーロッパ線の運賃は前週比8.1%上昇し20フィートコンテナ1個あたり3,103ドルとなった一方、米国西海岸行きのコンテナ運賃は前週比43.2%上昇し40フィートコンテナあたり3,974ドルとなっています。
貨物プラットフォームゼネタの首席アナリスト、ピーター・サンド氏は金曜日、「この危機が長引けば長引くほど、世界中の海上貨物輸送にさらなる混乱が生じ、コストは上昇し続けるだろう」と述べています。
マースクやハパック・ロイドなどの大手コンテナ船所有者は、スエズ運河行きの船舶をアフリカの喜望峰を巡る長距離航路に切り替えた。これにより船舶の複雑なスケジュールが混乱し貨物が遅れ、輸送コストが大幅に上昇しました。
大手輸入業者はすでにフーシ派による紅海テロ攻撃による影響が出ていると報告していて、テスラは先週木曜日、紅海の輸送遅延により部品不足が生じたことを受け、ベルリン近郊の工場での大部分の自動車生産を一時的に停止すると発表しました。
https://youtu.be/bTniS6Iybeg?si=WJySdbKQxpP6b6Ay
世界的な家具販売会社IKEAも、製品製造の遅延の可能性について警告しています。
https://youtu.be/5AZvqJ-O0fg?si=PmWC7pAYD6cSVXyO
ハーグリーブス・ランズダウン金融・市場部門責任者のスザンナ・ストリーター氏は、「幅広い商品の価格が再び上昇する恐れがある」と述べました。
アフリカの喜望峰ルートに変更すると、アジアと北欧を往復するごとに燃料費が約 200 万ドル増加します。
紅海攻撃が投資家にとって何を意味するか
- コンテナ輸送のルートが中東のスエズ運河から南アフリカの喜望峰に変更されたので、世界中に商品を輸送するコストが急激に上昇しています。
- このような異常な航路変更が続けば、インフレ、金利、株式市場に大きな影響を与える可能性があります。
ほぼすべてのコンテナ輸送がアフリカの喜望峰に送られることになったので、上海からオランダの都市ロッテルダムまでの輸送距離が約 30% 増加し輸送コストの上昇につながっています。
長距離航路は世界中で利用可能なコンテナ船の不足も引き起こしています。
国際貨物予約・決済プラットフォームであるフレイトスによると、アジアからヨーロッパへのコンテナ輸送料金は12月初旬以来3倍になったとの事です。
この状況は株式にも大きな波及効果があり、世界の大手海運会社の株価が上昇しています。
日本人になじみが深い日本郵船の株価上昇で利益を得ている投資家結構いましたね。
日本郵船【9101】株価
川崎汽船【 9107】
こうして見ると半端ないですね。
川崎汽船、２０２０年４月２６０円だったのが、現在７３３０円です。２８倍。
仮想通貨もびっくりな上昇率。
この現状で、ここにどんなチャンスがあるでしょうか？
スエズ運河が2024年、年間を通じて閉鎖されたままであれば、世界の大手海運会社の株価はさらに上昇する可能性が高いと言われています。