中国自然資源省は2/14日、中国の地図に関する新たな規定を公表し、「釣魚島」「大正島」明示を義務化

 

 

2023.2.16

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中国自然資源省は14日、自国の地図に関する新たな規定を公表し、尖閣諸島の「釣魚島」と「大正島」を中国領として明示するよう改めて義務付けました。

 

「釣魚島」は中国の領土である「台湾省(台湾の事)」の一部と明記するよう指示している様です。

「国家主権と安全、発展の利益を守る」為の規定だと説明し、「中国の領土の範囲を正確に反映させる」と主張していますが、とんでもない出鱈目で、魚釣島も大正島も古来からの日本固有の領土です。

釣魚島と併せて中国が日本から奪おうとしている大正島は、尖閣諸島の無人島のひとつ。

日本の領土ですが中国が領有権を主張しています。

位置🔻

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中国の言い分

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台湾は中国の領土である台湾省である(ひとつの中国)

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なので台湾省に属する魚釣島と大正島は中国の領土である

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日本政府はひとつの中国を認めるなら、魚釣島や大正島も中国領土だと認めろ。

この様なロジックだと思われます。台湾統一と尖閣奪取をセットで考えている。

中国共産党は今回の改定で中国メディアなどに釣魚島や大正島を徹底的に明記させる事で、尖閣諸島を中国の領土だと自国民、他国民に刷り込みたいのでしょう。

ここでは中国政府が具体的にどのような内容を発表したのかチェックしておきましょう。

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こちらが中国自然資源省による尖閣諸島についての公式発表です⇩

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重要な部分だけをお見せします

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台湾省(台湾は中国の一部として扱っている)の地図には、次の条項を含まなければならない。

(1) 台湾省は、地図上では省級の行政単位で表現される。 台北市は省政府の中心地として表示される。 台湾省の新北市、桃園市、台中市、台南市、高雄市は、県レベルの行政センターとして表示される。

(b) 台湾省の地図領域には、釣魚島と赤尾屿(大正島の中国側の呼び方)を表示しなければならない(「台湾島」の名を冠した地図は除く)。

釣魚島と赤尾屿を台湾省の全図に含めるか、台湾本島と釣魚島と赤尾屿の地理的関係を付属の地図に反映させることができる。

(c) 近隣地域の内容を示す台湾省の地図は、台湾本島と本土の地理的関係を正しく反映し、または対応する挿入図を備えなければならない。

(5) 地図上に文字による説明がある場合、台湾島、澎湖諸島、釣魚島、奇威島、彭佳島、蘭島、緑島の内容を強調すること。

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(21) 中国の領土を表現する地図には、以下のものを表現してはならない。

(a)軍事制限区域、軍事管理区域およびその中の建物、構造物、道路。

(ii) 刑務所、拘置所、拘禁場所、強制隔離所及び強制治療場所。(ウイグル強制収容所などと思われます)