https://youtu.be/rr_z8cXA8Lw?si=-GL2xNvA_1lkvEhe
NVIDIAの今四半期の見通しはこれまでの驚異的な成長スピードに慣れてしまった投資家の期待を叶えるものではありませんでした。
7月28日までの3か月間の収益は300億ドルで、前年比122%増となり、アナリスト予想の287億ドルを上回りましたが、第3四半期の収益はプラス2%の325億ドルと予想がなされており、予想を僅かに上回る程度で、これに落胆して売りが出たと分析されています。
発表後、9%近くも売られました。
決算を控え、ポジションを取っていた人達が決算の様子を見て、一度利確してきたように見えます。
最近のNVIDIAの値動きとしては、6月19日につけた高値140ドル付近から今までずっと高値を切り下げてきています。
上の図の赤丸をつけた部分を見てください。7月11日にも高値更新をしようとしましたが、抜けきれず下落。下降レジスタンスラインが出来ました。
NVIDIA決算を控え、この下降レジスタンスラインを挟んで攻防が行われていましたが、今回の決算発表を受けて、再度下降レジスタンス内に戻されました。
ここから下落しても110ドル付近でサポートライン(緑の丸をつけたもの)に当たり反発をすると思われますが、このサポートを割れてしまうと危ないです。
現状としては黄色で示したような三角持ち合いになっています。これを上抜けするのか下抜けしてしまうのかどちらに決着がつくのか今の段階では分かりません。
最近ますます重要になってきているAI産業の需要から考えると、NVIDIAはこれからも安定的な成長をし、株価も長期的には上昇していくと見ています。
NVIDIAは今年に入ってから猛烈な上昇を見せていて、これまでに約160%上昇し、時価総額が3兆ドルに達した事で米国株式市場で並外れた重要性を帯びるようになりました。NVIDIAがS&P500の今年に入ってからの上昇の4分の1以上を牽引していますので、この銘柄が米国相場全体に与える影響は甚大です。
なのでNVIDIAに何か動きがあった際は直ぐにご報告致しますね。