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出典:CCTV.com 2022-10-10
先日、国家市場監督管理局がアパレル製造で有名な広東省深圳で抜き打ち検査を実施しました。
その結果、深圳市安若依电子商务有限公司で生産されたと表示された女性服から、「ベンジジン」という発がん性のある芳香族アミン染料が基準値を超えて含まれており、その超過具合は非常に深刻なものであることが判明しました。
https://www.workercn.cn/c/2022-10-10/7190207.shtml
(ベンジジン、発がん性があるため日本では労働安全衛生法で研究目的以外の製造、輸入、譲渡、提供、使用が禁止されている)
※日本の安衛法では、以下のように規制されています。
第55条 黄りんマツチ、ベンジジン、ベンジジンを含有する製剤その他の労働者に重度の健康障害を生ずる物で、政令で定めるものは、製造し、輸入し、譲渡し、提供し、又は使用してはならない。
ただし、試験研究のため製造し、輸入し、又は使用する場合で、政令で定める要件に該当するときは、この限りでない。
https://ehimes.johas.go.jp/wp/topics/858/
今回発見された衣類に含まれていたベンジジンの量は発がん性基準値を20倍以上上回り、ヒトのDNA構造を変化させる可能性があることがサンプルテストで判明した為に、当該企業は閉鎖されたとの事
https://www.sohu.com/a/591635324_121019331?edtsign=F4D7F456A04B39BEA7C73F983A369E2444A