カナダ政府公式より
トルドー首相は岸田首相と会談し、日本の次期G7議長国としての優先事項について協議する予定です。また、自由で開かれたインド太平洋のビジョンや、両国経済を成長させ両国の人々に利益をもたらすための二国間貿易、投資、イノベーションのさらなる強化など、カナダと日本が共有する価値観について引き続き協力していく予定です。
カナダと日本は、世界的にも、またインド太平洋地域においても重要なパートナーです。
両首脳は、最近発表されたカナダのインド太平洋戦略や日本の国家安全保障戦略を含め、両国の経済成長、両国の良質な雇用の創出、地域の安全保障の向上のために、引き続き緊密に協力していきます。
これらの協議では、自由貿易からエネルギー安全保障、平和維持・平和構築に至るまで、様々な問題においてカナダと日本が共同で優先事項を実施する方法を模索する。
両首脳はまた、ロシアの違法かつ不当なウクライナ侵攻について議論し、ウクライナ政府と国民を支援する為に引き続き協力する予定です。
以下、カナダ政府による日本の紹介
日本は世界第3位の経済大国であり、カナダにとって最も重要な経済・商業パートナーであり、カナダにとって日本はアジアにおける二国間直接投資の最大の投資先です。
2021年、カナダの日本への商品輸出額は145億ドル、日本からの輸入額は155億ドルでした。農産物、エネルギー、鉱物、林産物は、カナダの対日輸出の中で最大のものです。
カナダと日本の外交関係は、日本がオタワに外交使節団を開設した1928年まで遡る長い歴史を持っています。カナダは1929年5月21日に東京で駐日公館を開設し、完全な二国間外交関係を正式に結びました。
カナダのインド太平洋戦略は、国内外のカナダの国家および経済の安全保障を守りつつ、より安全で豊かな、包括的で持続可能な地域を支援する事により、カナダの利益を増進し、防衛するものです。
ホワイトハウスと固めるのと同時にトルドーとも固めていますね。
イギリス政府とも防衛協定に調印し、メキシコとも関係強化。
日本が今年G7議長だからなのもあるのでしょうが、中国と向き合うにはこうした各国への根回しが必須です。