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https://youtu.be/14hwHwjlrqQ
フランスのロスチャイルド・アンド・カンパニーは、日本でのビジネスを拡大する為に、大和証券グループの投資銀行部門の元共同責任者である赤井雄一氏を日本担当副会長に任命したと発表。
ロスチャイルドは世界経済悪化による事業活動の停滞で他の投資銀行が世界的に人員削減を進めている中、日本での人員増を進めているとの事です。
ロスチャイルド・アンド・カンパニー日本代表のジェローム・フィンク氏はインタビューを受けて「日本市場には大きな可能性があり、日本はロスチャイルドのアジアにおける戦略的市場である。ロスチャイルドは長期的に日本に投資しており、この決定はトレンドに左右されるものではない。」と語っています。
ロスチャイルドは日本企業が米国やヨーロッパで買収や投資の機会を求めるケースが増えているが、国内での買収や投機の機会も増加すると見ている様です。ジェローム・フィンク氏は日本国内での合併活動は他の地域よりも活発であると述べており、平均的な取引規模は10億ドル以下となる見込みとの事。
日本国内のM&Aアドバイザリー業務を拡大しようとしている様です。
ロスチャイルドが日本が有望と見て投資を盛んにしてくれるのは良いのですが、優れた技術を持つ中小企業も多く、少子高齢化がすすみ廃業する企業も増えています。M&Aをメインにやるとの事ですので、若干警戒しておいた方が良いかもしれません。