中国国営メディアが、中国では巡航ミサイル工場がロボットで自動化され、3交代制で1日1,000個以上のミサイル部品を生産できると報道

 

日本に届くミサイルをポンポン作られると厄介ですね。

Photo CSIS

· Daily News,【最新ニュース】

https://youtu.be/TWSGVLvf5cw?si=tm6HdogOakyMEY4S

中国の自動化された巡航ミサイル工場では、3交代制で1日1,000個以上のミサイル部品を生産できる。この圧倒的なミサイル生産能力は長期に渡る戦争活動を支える可能性があり、中国に大きな優位性を与えるとネットに投稿され話題に。

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投稿は以下の様に続きます。

中国の低コストで信頼性の低いミサイルを大量生産する能力は、第1列島線の敵(米国と日本の事です)を圧倒し、ミサイル防衛システムを飽和させ、重要なインフラを標的にする事ができる。

中国のバリューエンジニアリング(製品やサービスの「価値」を、必要とされる「機能」と「コスト」の関係でとらえ、最低のコストで必要な機能を達成する事を目指して組織的に機能研究を行う手法)と大量生産の能力を考えると、大量生産される中国のミサイルは米国の同等品の数分の1のコストで製造できる可能性がある。この戦略により、中国は実際の規模を明らかにする事なくミサイル備蓄を迅速に構築する事ができ、地域のミサイル防衛能力(台湾や日本のミサイル防衛能力)を凌駕する可能性がある。ウクライナ戦争は、技術的に高度な兵器を生産できる事が全てではない事を示した。量も重要である。西側諸国にはもっと多くの工場と組立ラインが必要なのだ。

中国政府メディアは頻繁に出来てもいない技術や生産能力を誇張して広告する事があるので、この話がどこまで真実かは分かりませんが、ロボットでミサイルを大量生産しようとしているのは間違いないと思われます。

この話の元ネタは中国国営CCTV軍事チャンネルの報道です。

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最近CCTV軍事チャンネルで放送された番組で、我が国の国産巡航ミサイルシステムの生産ラインが初めて公開された。

この生産ラインは高度な自動化がなされており、コンピュータ制御のロボットにより生産と処理の一部が完了し、24時間ノンストップで稼働している。 巡航ミサイル加工ラインには手作業の労働者が一人もいない。

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https://youtu.be/8WIb5KBtSSI?si=tMy0gNaYGG8yaeY0

中国側の報道内容を見ているとミサイル工場ロボット化はまだまだ途上にあるように見えますが、こうしたロボットによる兵器開発は貪欲に追及していると見て間違いないでしょう。

半導体で作った集積回路(IC)は、民生技術においても軍事技術においても、その核心にあり、半導体がなければこうした緻密な作業を行うロボット開発も、人工知能(AI)も飛行ロボット(ドローン)も精密なミサイル制御もできません。

中国政府に先端半導体を渡す事はこうした弾道ミサイル工場を進化させ、日本を侵略する為のミサイルに直接結びつきます。

日本では現在ミサイル生産を三菱重工等が行っていますが、日本こそこうしたミサイル生産をロボット化して効率よく生産体制を整えるべきですね。

余談ですが、三菱重工はDoda等の求人サイトで普通に生産管理(ミサイル)の求人を出していますが、スパイ対策は万全なのか若干気になりました。

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