日曜日にウクライナによるクリミア半島への爆撃で、子供3人を含む少なくとも5人が死亡した為に第三次世界大戦になると騒ぐロシアメディアとロシアサポーター。

 

現在の状態をチェックしてみましょう。

Photo Nikolay Vorobyev

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この様にデマまで織り交ぜて拡散してきています。

実際には何が機能起きていたのでしょうか?

 

ロシアとウクライナが互いに空爆を繰り返す中、モスクワはクリミアの海岸への攻撃を米国のせいにする

これは比較的中立というかロシア寄りの中東メディア、アルジャジーラの報道です。

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ロシアはウクライナのミサイル攻撃で6人が死亡したと発表、一方、ロシアのウクライナへのミサイル攻撃ではハリコフで1人が死亡しました。

ロシアとウクライナは、土曜の夜から日曜日にかけての攻撃で死傷者を出しました。

ロシア国防省によると日曜日にウクライナがクリミアを攻撃し、子供3人を含む少なくとも5人が死亡。米国が供給した5発の戦術ミサイルシステム(ATACMS)で攻撃が行われたとロシア国防省は発表。4発は撃墜され、5発目は空中で爆発したそうです。

ロシア国営テレビで放映された映像では、ビーチから逃げ惑う人々や運び出される人々が映し出されました。

クリミア当局の発表によると、ミサイルの破片はセバストポリ市の北側にあるビーチの近くに落下したとそうです。

米国の仕業だとロシアが主張している根拠は「ATACMSのすべての飛行任務は、米国の衛星偵察データに基づいて米国の専門家によって入力されるからだ」と主張しています。

ウクライナ軍は今回の攻撃についてまだコメントしていません。クリミアへの攻撃の前日には、ロシア軍がハリコフ市に対して誘導爆弾を発射しアパートが攻撃され2人が死亡、50人以上が負傷しています。

他にもロシア軍の攻撃でハリコフ市内の住宅で1人が死亡、5人が負傷したと州知事が語っており、ハリコフ市長は児童教育施設への攻撃で3人が負傷したとも報告しています。

 

一方、ウクライナ側はクリミアの海岸で爆発したミサイルを特定したとの情報が出てきており、ロシアの対空ミサイルがビーチでくつろぐ行楽客の頭上に落ちたことは少なくとも明らかだと報道。

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現場となったセヴァストポリ近郊ウシュクエフカ村の海水浴場で客の頭上に落ちたのは、ロシアの対空ミサイルの破片で、迎撃されたとされるATACMSではなかったとテレグラムに報告がされています。

破片の写真は「クリミアの風」というテレグラムチャンネルによって公開されました。

軍事アナリストのアレクサンダー・コヴァレンコは写真を調査した結果「この破片は地対空ミサイルシステムTor-M2の対空ミサイルの一部である。」と特定しました。

「結論を急ぐのは早計だが、ATACMSではなく、Tor-M2 SAMシステムの9M330 SAMであることは確かだ。弾道ミサイルの迎撃にTor-M2 SAMを使うのは愚かで無意味だ。その代わりミサイル迎撃が失敗すれば自爆システムが作動する。迎撃に失敗したミサイルが、ウチュクエフカの "行楽客 "の頭上で自爆した可能性もある」

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以前ウクライナのOSINTグループの1つが、ウシュクエフカの海岸からそれほど遠くないところにロシアの防空陣地があることを発見していたことも分かっています。

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ロシア国防相はこれを米国のせいにしている可能性があります。