米大統領選に向けてビットコイン価格も上がって来ています。
今回の急騰は理由が分かり辛いのですが、ブルームバーグは、カマラハリス大統領候補が仮想通貨の規制枠組みを支持すると約束した事で、ビットコインは2週間ぶりの高値に上昇したと、ハリスの発言が影響したと言っています。
※仮想通貨の規制枠組み支持とは?これまで仮想通貨業界はハリスがビットコインなどの仮想通貨に対して、明確な方針を示さず法執行による規制の道を選ぶのではないかと懸念し、長年に渡り不満が広がっていました。これを緩和する様な発言(無闇な強権的な規制をしない)をハリスがしたと好感されたという意味です。
トランプが仮想通貨ホルダーを中心に支持を集めており、この勢いが止まりませんので、ハリス陣営は焦って以前の方針を翻し、ビットコイン規制緩和の方針を打ち出したのでしょう。
ビットコイン上昇に伴い、ビットコイン関連企業の株価も上昇し、仮想通貨取引所コインベースは約9%上昇、マイナーのMARAホールディングスは5%上昇。マイクロストラテジーは金曜日に16%急騰した後、落ち着いています。
⇧コインベース価格 上げたとはいえまだ不安定な位置に居ます。
⇧マイクロストラテジー株価。非常に強い値動きです。年始は50ドル位でしたが、現在は200ドル付近に。4倍くらい伸びています。
一方、破産した仮想通貨取引所マウントゴックスは先週10月10日、債権者への残存資産の返済期限を1年延期し、2025年10月31日にしました。アーカム・インテリジェンス(ブロックチェーンデータ企業)は、その額を約29億ドル(4300億円位)と推計しています。この延期により、返却されたビットコインを売却しようとする債権者による供給過剰の懸念が和らいでいます。
※このマウントゴックスの先週の発表が今回のビットコイン上昇にかなり寄与したのではないかと見ています。
ビットコインがようやくカップウイズハンドルを完成させられるかもしれません
以前ビットコインがカップウィズハンドルを作っているとご紹介した事がありますが、あれからかなり時間をかけてようやくカップウィズハンドルをビットコインが完成させそうな形が出来てきました。
上のチャートはビットコイン日足です。2021年の夏から作り始めたこの形。3年かかりの大作です笑笑
この形が完成するには今年三月の高値を起点として作られている下げチャネル(オレンジの枠の部分)を上抜ける必要があります。
この下げチャネルがカップウィズハンドルのハンドル部分になります。
⇧カップウィズハンドル見本
アップにすると⇩
このチャネルを私が重要視して度々ご紹介しているのはこの為でもあります。
もっと明確にチャネル上側に価格が飛び出し、チャネル上で踏み止まってくれれば期待が持てます。
ビットコインがここを抜けてくれれば、アルトも本領発揮です。
特にミームコインがフライング気味にもう吹き上がってきています⇩
ここ一週間で上昇率が目立つのはPEPEの13%上昇。WIF13%上昇です。
BONK、FLOKI、AIサム・オルトマンのワールドコインも目立ちます。
後はBOMEです。なんと一週間で66%上昇。
ビットコインの続伸でこの辺りが更に活気付きますので期待したい所です。