中国政府が蔡英文総統とケビンマッカーシー下院議長の対談を妨害する為に、1人あたり400ドル(¥52.592)のバイト料を払い在米中国人を動員

 

2023.4.6

Photo Alexander Mils

· China News

中々興味深い情報です。

祭英文総統とケビンマッカーシーの会談を邪魔する為に、ロサンゼルス中国総領事館副総領事の李春林氏が自ら指揮し、平均400ドルのバイト料を出して「1000人以上」のデモ要員の動員を行ったとの事です。

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台湾の自由時報の報道により明らかになった。

自由時報はデモ要員の手配を李春林副総領事が指揮を執り、平均400ドルのバイト代で「1000人以上」を動員することが出来たと4日に報道しました。ソースは台湾とアメリカの情報機関としています。

蔡英文総統は火曜日深夜にロサンゼルスに到着し、ウェスティン・ボナベンチャー・ホテルの前で、親台湾派の支持者と親中派の抗議者(バイト)の群衆に迎えられた。

在米中国大使館は蔡英文総統の米国での活動を妨害する為に全力を挙げており、先週はニューヨークでも抗議者を雇っていたと報道されています。

また、複数の米国議員がワシントンの中国大使館からメールを受け取り、祭英文総統とマッカーシーが率いる超党派の代表団との会談が進めば悲惨な結果を招く、と脅迫もされたとの事です。中国の外交官は「中国は露骨な挑発を前にして黙って見過ごすことはなく、好ましくない状況に対応して必要かつ断固とした行動を取る可能性が高い、と指摘しなければならない」とメールに書いており、ニューヨークで祭英文総統に行われたデモについても、米国の台湾への関与に対して「民意が反映された」と主張が書かれていた。

今回動員されたグループには、2022年にカリフォルニア州で起きた教会銃撃事件の犯人が所属していた台湾との「平和統一」を提唱している中国共産党のフロントグループが含まれており、台湾情報機関は特に注目している様です。

台湾長老教会で銃を乱射し、1人を殺害、多数を負傷させた男、デビッド・チョウは、中国平和統一協会のラスベガス支部のメンバーでした。この団体は、中国共産党の統一戦線工作部に属する事から、米国国務省が中国の外国使節団と指定しています。

在ロサンゼルス中国総領事館は最近、李春林副総領事が主導のもと、多くの中国系団体や統一平和戦線の幹部と親中派ギャングを招集し、その目的を達成する為にアルカディア地区の中華レストランで会議を開いた。

動員報酬がマスコミに暴露され主催者が面目を失った事や「説明しずらい」事など、ニューヨークの現場のさまざまな欠点を「検証」するとともに、今回のデモへの報酬は交通費、食事代、イベント後の関係団体への「補助金」という形で支払われることが決定した。

5日朝(米国時間)8時にロサンゼルスのハイアットリージェンシーホテルに集合する計画で、李春林氏は少なくとも1000人以上の動員を要請している。

台湾国家安全情報筋によると、動員されるグループには南カリフォルニアで台湾人教会虐殺事件を起こした和合教会のメンバーが含まれている事から、台湾と米国両国の安全機関が非常に深刻に受け止めており祭総統と代表団の安全を守るために、様々な不審人物の動きを積極的に収集している。

米国以外の政治的なデモにも中国が工作資金を入れている可能性があります。