ミュゼプラチナムは私も脱毛コースを利用し、尚且つ毎月スキンケア用品買ってる会社なのですが、最近いきなりスキンケア用品の発送が遅れだし、遂には一時停止と言い出したので、何事なの⁉️と会社に問い合わせていた所でした。
クレームなどがかなり起きているのでは無いかとチェックすると・・・
ミュゼプラチナム現役社員のAさんがメディアのインタビューで以下の様に語っています。
「大手紙でも報じられているとおり、船井電機HD傘下時代に膨らんだ20億円以上の広告代理店への料金未納を今も引きずっていて、現在ネット広告がほぼストップしている状態。その結果、新規顧客の獲得もままならず、売り上げに大きく影響した結果、給与の遅延も発生しており、スタッフが続々と辞めています。
11月前半には社員に向け、次のような趣旨の通達があったという。
《店舗で使用するベッドカバー、スリッパ、タオルの在庫が少なくなったため、劣化や不足分以外は年末の入替えは行わない。不足分を発注した場合は中古品を発送することになる》
売り上げ低迷のしわ寄せは、顧客にも及んでいる。
「ミュゼでは、店舗の予約枠はスタッフの人数で決めており、スタッフ不足の店舗では予約ができない状況も生じつつある。また、コストカットのために、施術を受ける客用の紙パンツ、ウォーターサーバーが廃止となり、お客様から不満の声が上がっています。
さらに、サロンと並ぶ大きな収入源であるコスメ関連の通販でも、たびたび商品の発送が遅延し、そのたびに新規注文のお客様や注文済みなのに商品が届かないといったお客様からのクレームが殺到する事態になっています」
ミュゼプラチナムの負債が船井電機の倒産の一因となったと最近報道されているのは皆さまもご存知かと思いますが、ミュゼプラチナムの現在の所有者についてはほぼ報道されていないかと思います。
そこで、ミュゼプラチナムの状況を確認した所、中国企業が2024年4月1日(月)をもって買収していた事が分かりました。
KOC・ジャパンという会社が買収しておりますが、このKOC・ジャパンは香港の飲食天王(集团)有限公司の日本における子会社です。
KOCというのはKing Of Cateringの略だそう。
こちらは飲食天王と日本の子会社KOCの業務委託契約書です。脱毛のミュゼプラチナムの業務を委託している事も分かりますね。
KOC・ジャパンの筆頭株主は香港の飲食天王創業者でCEOの梁震宇です。
創業者について以下の様に紹介されていました。
後に出てくる「飲食天王授賞式」の創設者であり、中国料理協会名誉副会長でもある梁震宇(りょうしんう・Edmund Leung)は、中国では「飲食天王」と呼ばれています。梁天王は中国大陸と東南アジア各国に事業を展開しています。2020年5月には、日本にKOC•JAPAN株式会社を創設しました。
耳障りの良い話がずらっと並べられていますが、本当なのでしょうか?香港での様子を確認するとおかしな事が分かります。
ミュゼプラチナムを買収した飲食天王の登記情報を見ると、飲食天王の本社は香港九龙长沙湾永康街9号9楼にあり、「当グループの主な事業は、主に香港における包括的な構造・地盤工学建設コンサルタント・サービスの提供である。」とされています。
おやおや、これは飲食らしからぬ業態ですね。
飲食天王の自社のホームページと記載されてあるリンクを見ると、 Wong & Cheng Consulting Engineers Limitedという会社が出てきます。これは完全に 建設コンサルタントですね。笑
主席(代表取締役社長みたいなもの)もしっかりとミュゼプラチナムを買収した梁震宇氏になっています。
公式ページの様子⇩
しっかりと住所も一致。間違いありません。
これは女性の肌とは程遠い事業内容で、良くもまあミュゼプラチナムに手を出したなあと。ここが飲食ケータリングに最近変わり、ミュゼプラチナムを買収したという事でしょう。
飲食天王として活動する為に連れて来たのが梁震宇氏ではないかと思われます。
飲食天王の代表、梁震宇氏についての個人情報も中国本土や香港で殆ど存在しません。最近、ケータリングの飲食天王として売り出そうとしています。
梁震宇氏⇩
梁震宇氏はアジア料理チャンピオンズ・アワード(ケータリング業界を表彰しているらしいです)というイベントを開催し権威付けに熱心な様で、香港で13回、広州で5回、上海で1回開催したと主張しています。
一連の授賞式は、ケータリング業界の優れた実務者や企業を表彰するだけでなく、大多数のケータリング業者を活気づけ業界に高い栄光をもたらすもので、 2024年11月27日に開催した際は、 国務院国有資産監督管理委員会商業給食サービス産業発展センター専門委員、 中国料理協会/広東ケータリングサービス産業協会副会長、香港バー業界協会の会長などを呼んでいます。
こうしたイベントで他の中国人に対して、ミュゼプラチナムのインフラなどを活用した新たな儲け話を持ち掛けているのかもしれません。
滅茶苦茶胡散臭いです。
饮食天王(08619:HK)の株価でも見てみましょう
死んでますね。2020年2月に3.2香港ドルだった株価は現在0.05香港ドルです。なんとまぁ64分の1。よくこんな状態でミュゼプラチナムを買ったもんです。
俄かに信じがたい状態ですが、残念ながら現実です。
香港の構造・地盤工学建設コンサルタント・サービス会社が最近、訳の分からない飲食天王というケータリングサービス会社になり、日本の脱毛大手・ミュゼプラチナムを買収していたって事です。
この会社、もう飛びそうなくらいの雰囲気ですが・・・日本人良いように食い物にされてませんかね????
私達が日頃使っているサービスがいつの間にか中国人経営の会社になり、サービスが極度に悪化し、私達日本人がミュゼプラチナムへ渡した顧客データも今頃どの様に扱われているか分からないというこの状況はよろしくありません。
日本人はこうして気づかない内に安月給で忠実に働く、中国の奴隷になりつつあるのかもしれません。