欧米が導入しようとしている「高気候影響ラベル」

 

肉やファーストフードに気候変動に対して悪影響を与える製品だと表示し、消費者に罪悪感を与え購入を控えさせ、気候変動対策を行う

2023.1.2

Photo greenqueen.com

· グローバリストの動き

欧米で導入が行われつつある気候変動ラベルでは、赤ラベルが付けられた商品には「この商品は環境的に持続可能ではありません。温室効果ガスの排出量が多く、気候変動への寄与度が高い」と書かれ、緑のラベルには「この商品は環境的に持続可能です。温室効果ガスの排出量が少なく、気候変動への貢献度が低い」と書かれています。

実験で「高気候影響ラベル」が貼られた商品と貼られていない商品での人々の購買行動を比較した所、高気候影響ラベルが貼られた商品では購入する人がほぼ4分の1になったとの事。

こうしたラベルを貼ることにより、消費者を肉は環境に悪いものだと間違った罪悪感を植え付けていきます。

ジョンズ・ホプキンス公衆衛生大学院とハーバード大学は「赤身の肉などの食品に気候影響ラベルを表示することは、人々に地球に悪影響を与える選択肢の選択をやめさせる効果的な方法だ」と発表しています。

ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院とハーバード大学の研究者らは、ファーストフード店で販売される食品に、その食品の生産が地球に与える悪影響について消費者に説明するラベルを貼ることで、消費者の購買習慣が変わることを発見したと述べており、実験は架空のレストランを使ったオンライン調査により行われたとの事です。

フランスでは、2023 年までにすべての衣類に気候影響ラベルを義務付けることが計画されています。

異常な気候変動政策を各国国民に押し付ける動きが加速してきており、注意が必要です。この波は日本にも遅れてやって来る筈です。