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昨日は大した指標もなかったのですが、深夜の米国タイムにビットコインは62000ドルから58000ドルへと4000ドルも急落してマーケットを驚かせました。
下げ始めた理由はチャネル上側に価格が接近し、いつもの様に反落し始めただけだと思われます。
今回の上昇で三月から続く下げチャネル(オレンジの上下の太いライン)を上抜けしてくれるのに期待していましたが、きっちり下げてきました。
今回でもう7回目の上抜けアタックチャレンジでしたが、アメリカ人はテクニカルに忠実というか、売らないといけない場所でキッチリ売ってきます。
このまま行くと、またチャネル下側に価格が動き、50000ドル付近まで下落してくる可能性。
そこから再び反発するのをもう4回繰り返しています。
とは言うものの、FRBのパウエル議長が23日、来月の会合で利下げに踏み切る意向を示した事を受けて米国株、日経は上げています。
これまでは米国株が下げるとビットコインも下がり、上げるとビットコインも上げていますので、マーケットの地合いは悪くないです。
来月に迫った利下げを控え、ビットコインもファンダ要因で現在の緩やかな下げチャネルから上抜けしてくる可能性もあります。
なので、ビットコイン値動きは慌てず様子見で良いと見ています。
参考:ビットコインETF昨日の流出入状況⇩
世界最大のビットコインETFであるブラックロックIBITへの資金流入は昨日も好調です。こうした物も合わせて見ながら値動きを落ち着いて観察していきましょう。
ブラックロックビットコインETFから継続的に資金流出する様であれば要注意です。
S&P500⇩
日経先物⇩
日経も今のところは先日の下げから立ち直った後、38150円の水平線で拮抗しレンジに入っています。