https://youtu.be/P7IfO6KO4pY?si=mXlz0CgxR7kHTDq3
TBSを筆頭にNHKやテレ朝は昨日、イスラエルの攻撃で500人死亡したとそのままハマスの主張を報道していました。
17日夜、ガザ地区北部の病院にイスラエルが空爆を行い、病院に避難していた多数の人々が巻き込まれ、少なくとも500人が死亡したとハマスの発表を受けて報道した形です。
イスラエルのガザ病院爆撃を受け、世界中でイスラエルへの抗議デモが始まっているとも報道。
ガザ病院をイスラエルが爆撃したというハマスの発表を受けての関係者の反応
パレスチナ自治区ガザ保健当局は１７日、患者と避難民で混みあっていたガザ市内の病院がイスラエル軍の空爆を受け、パレスチナ人約５００人が死亡したと発表しました。
・パレスチナ自治政府報道官は「イスラエル軍によるガザの病院への空爆は大量虐殺で、人道的大惨事」と非難。
・パレスチナのシュタイエ首相「恐ろしい犯罪であり、イスラエルを支援する国は責任を負う」と発言。
・パレスチナ解放機構（ＰＬＯ）「これは大量虐殺だ。この虐殺を止めるために直ちに介入するよう国際社会に求める。もはや沈黙は許されない」と声明。
・パレスチナ自治政府のアッバス議長「３日間の喪に服す」と宣言。
・エジプト外務省は「病院への空爆を最も強い言葉で非難する。国際社会はこのような攻撃を止めるために緊急的に介入しなければならない」と声明。
・カナダトルドー「病院を攻撃する事は許されない」と声明。
・トルコのエルドアン大統領「最も基本的な人間的価値を欠くイスラエルの攻撃の最新の例であり、ガザにおけるこの先例のない残虐行為を止める為に行動を起こすよう全人類に呼びかける」と大騒ぎ。
・レバノンのイスラム教シーア派テロ組織ヒズボラは病院空爆を非難し、「１８日をイスラエルとバイデン米大統領によるイスラエル訪問に対する『かつてない怒りの日』にする」と表明。
・世界保健機関WHOもイスラエルを非難しました。
世界の主要メディアだけではなく、国連や各国首脳もイスラエルに対して「ジェノサイド」だと最大級の怒りを発表しました。
ところが・・・
昨日朝からガザの病院をイスラエルが爆撃したかの様にテレビが流していましたが、現場の状況が明らかになるにつれ、少なくとも500名が死亡した等という報道は悪質なデマの可能性が極めて高くなりました。
この件について詳しく紹介します。
ガザの病院の爆発は夜間に起きたのですが、夜が明けるにつれてその規模が明らかとなり、爆発現場からの写真はとても空爆の跡とは言えず、500人以上が死亡したという主張も無理がある事が分かりました。
以下の分析は、新疆の強制収容所の状況を衛星写真で詳細に分析して世界に明らかにしているオーストラリア戦略研究所（ASPI） の国際サイバー ポリシー センター ( ICPC ) Nathan Ruser氏の投稿です。
・病院の爆発地点の写真を見ると、被害の大部分は火災によるものだった事が分かります。
・ 明確な構造的損傷の兆候が見られる車輛は3台のみでした。
爆発が起きた地点から 10 メートル以内には、ほとんど損傷を受けていないように見える車すらありました。
・爆発半径10ｍ程度の爆発がテレビが言う様に500名も死亡させる事はまず無いでしょう。
⇧爆発が起きたのは病院前の駐車場でした。
・爆発が起きた病院の駐車場にあった殆どの車に構造的損傷がない事実は、爆発後2時間以内にIDF（イスラエル国防軍）が公開したドローン映像でも明らかで、整合性があります。
このIDFのドローン写真を見ても構造的な損傷のある車両は 3 台だけなのが確認できます。約 10 ～ 15 メートル以上離れた車両はほとんど損傷を受けていないようにも見えます。
・朝になり、地上から撮影された爆発箇所の写真には、イスラエル軍が爆撃したなら出来ている筈のクレーターの跡が見られませんでした。
⇧上記ドローン写真の車を地上から見た所。
・後ろの病院の建物に注目してください。爆発地点から約20メートル離れた病院の建物への被害は殆どありませんでした。
・これはイスラエル軍が爆撃した際に出来るクレーターと、500人が死亡したと報道されている現場の跡の比較です。
米軍の前方航空管制官として6年近く勤務し、空爆、砲撃、兵器効果、クレーター分析などの訓練を受け、経験を積んだ方の指摘によると、「病院の爆発の痕跡はイスラエル軍が保有するいかなる兵器によっても引き起こされたものではありません。」との事。
・次にIDFが提供した爆発現場から約30〜45メートル離れた病院の建物の屋根の損傷を示した写真の1つを確認してみましょう。
病院の屋根の損傷は空中でばらばらになった物体（イスラム聖戦のロケット弾の破片）によるものと思われると指摘がなされています。※屋根の損傷は爆発と同時に発生したものではない可能性もある。
このドローン画像により確認出来る病院の被害状況は、病院で起きた火災被害の大部分を引き起こしたと思われるロケットミサイルの破片による小規模な爆発と一致しており、病院への構造的な被害は殆どない事が分かります。
先週末のアシュケロン（ガザとの境界から北に十数キロしか離れていない街）へのパレスチナ側からのロケットミサイルでの攻撃の跡と比較すると、病院で起きた爆発と似ています。
イスラエルが空爆したとしたなら、出来ている筈のクレーターがありませんよね？
病院の駐車車両が爆発で受けた構造的損傷/半径もアシュケロンの被害状況と似ていて、多くの点で被害状況が似ています。（イスラム聖戦のロケット弾で出来る様な被害状況です）
これをガザでの空爆と比較すると分かり易く、ガザ空爆で空爆が行われた際は遥かに大きなクレーターが残り、より多くの被害を引き起こす傾向。
また、イスラエルが爆撃により建物を攻撃した後は、コンクリート粉塵の大きな堆積物が残ります。
それが被害を受けた病院には見当たりません。
・次に、500人以上の死傷者が出たと報道されている事について
民間人が今回の病院での爆発により殺された事を疑っているわけではありません。動画には病院の中庭に集められた遺体が映っており、それを疑う理由はない。
また、爆発が起きたタイミングで病院の駐車場には多くの人がいた可能性もあります。特に人々が屋外に出てきているタイミングでロケットミサイルの燃料が落ちてきて爆発炎上した場合、死傷者はかなり多くなる可能性があります。
しかし、500人死亡という数字はどう考えても無理があります。
Google Earthに被害エリアを重ねて表示すると、爆発の被害を受けた面積は 228 平方メートルである事が分かります。228㎡（平米）は69坪です。
220㎡がどのくらいの広さかというと・・・
ホームズさんの物件の間取りを参照。こちらは220㎡の物件です。
ここに500人詰まっていたと阿保のハマスは主張しています。流石に無理がありますね💧
50人でもパンパンかも。
220㎡に500人が居たらこんな感じの群衆密度になります。
他の爆発死亡現場と比較してみましょう。
2016 年 7 月バグダッドでトラック爆弾が発生し約 350 人が死亡した事例。これが被害状況です。
2017年10月、モガディシュでトラック爆弾が発生し、500人以上が死亡した状態。その影響範囲。
2023年10月17日、ガザの病院の駐車場での爆発現場
ロシア国営TASS通信が爆発現場からレポートしていますが、現場からの映像にはクレーターがない事が示されています。
もうお分かりですね？
日本のテレビ・世界のメディアはガザ保健省の「イスラエル空爆により民間人500人が死亡した」という発表の身をソースとして、こうした確認をせずに一斉に報道しました。
その結果、世界各地の街でハマスシンパのイスラム教徒がデモや暴動や殺人事件を起こしました。
本当に恐ろしい事です。
私はメディアのこうしたミスリードがどれだけの被害を世界に齎したかが重要だと思っています。彼等は責任を取ろうともしていません。
もっと言えば、ハマスはデマを活用する事によって国際世論をコントロールできる状態にあり、日本のメディア含めて世界のメディアはそれに加担しているといっても過言ではないのです。
事実はイスラム聖戦の発射したロケット弾のガザ病院への誤爆の可能性が極めて高い。いきり立って声明出した連中はどうするんでしょうか・・・
こうして自分が犯したミスや犯罪を他人のせいにして世論を煽るのはハマスなどテロ組織の常とう手段ですが、今回は割としっかりと証拠を押さえられ扇動工作が失敗した様です。