https://youtu.be/R8b-b8S8K00
ルカシェンコはベラルーシが困難な時代に直面していると考えている様です。
ルカシェンコは最近ロシアの崩壊について語り始めており、もしロシアが崩壊してしまったら、ベラルーシも共に滅亡するだろうと予見し、先月ミンスクで行われた将軍章授与式でこの様に語っています。
「全世界、特にベラルーシの歴史において困難な時期が到来しました。世界的な紛争の脅威が今日ほど近づいた事はないと思う。」
「もしロシアが崩壊すれば、我々ベラルーシの人間は瓦礫の下に取り残され、誰も生き残れないだろう。
私達はNATO拡大の新たな波と、国境付近を含む地域におけるNATO加盟国の前例のない増強をはっきりと見ている。」
こうした発言とともにルカシェンコはベラルーシ軍を完全に戦闘態勢に置きました。
ワグネルを率いるプリゴジンはルカシェンコに応えたのか、「ベラルーシ軍を世界で二番目に偉大なものにする」と発言
プリゴジンの乱後、消息不明だったプリゴジンが久々に声明を発表しました。
ベラルーシの首都ミンスクの南東約80キロメートルにあるアシポヴィチにある使われなくなった軍事基地で7/18に撮影した動画を今週水曜日にプリゴジンが公開したとCNNは報道しています。
動画の中でワグネル指導者は、ロシア国防省のウクライナでの軍事作戦の計画と実行具合を批判し、ワグネルの兵士達は当面の間はウクライナでは戦わないと語りました。
プリゴジンが語る様子⇩
https://youtu.be/gmjQa60JspA
プリゴジンの発言
今、ウクライナの前線で起きている事は我々ワグネルが参加する必要のない恥辱だ。
自分達の実力を十分に証明できる時を待つ必要がある。その為、しばらくの間はここベラルーシに駐留する事に決定した。
その間にベラルーシ軍を世界で2番目に偉大な軍隊にする。そして必要であれば、いざとなれば彼らを守る。
ベラルーシの人々が私達ワグネルを英雄としてだけでなく、兄弟としても迎えてくれたという事実に注目して欲しいと思う。準備が出来たら我々はアフリカへの新たな旅に立つ。ウクライナに戻るのは、自分達の恥や経験を問われないと確信した時になるかもしれない。
ベラルーシのルカシェンコ大統領はプリゴジンとプーチン大統領との間の取引を仲介し、暴動を終結させたと主張しています。
それ以来、ルカシェンコはワグネルをベラルーシに招き、自国の軍事訓練を支援しています。
CNNが衛星画像とSNSの動画を分析したところ、ワグネル戦闘員は今週火曜日にベラルーシに到着し、最初の車列はベラルーシにある使われていない軍事基地に到着し、少なくともあと2つの車列も基地に向かって移動中だった事が分かった様です。