ポーランドがワグネルを警戒して軍隊を東部へ移動、プーチンはポーランドの動きを牽制

 

 2023.7.22 Photo OSW

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ポーランド国境近くのベラルーシにワグネルが配備された為に、ポーランド政府は警戒を強め、東部方面の兵力を増強する予定です。

ポーランド政府は、ベラルーシ軍とワグネルの傭兵の合同演習を紛れもない挑発行為だと非難しています。

これに対してプーチンは安全保障理事会の会合でポーランドの指導者達はウクライナとベラルーシの領土を奪い取る事を「夢見ている」と発言し、ベラルーシに対する「侵略による解放の試み」はロシアに対する侵略とみなされると脅しました。

プーチンは安全保障理事会で「我々はあらゆる手段でポーランドよるベラルーシへの軍事侵攻に対応する」と述べています。

プーチンはここでこの様に言いました。

「現在のポーランド西部の領土はスターリンからポーランド人への贈り物だ。それを我々が思い出させてあげようか?」

 

現在、ワグネルの傭兵達は、ポーランド国境から10キロほど離れたベラルーシ西部のブレツキー訓練センターで、ベラルーシ軍の訓練を開始しました。

https://youtu.be/8U-Dbss4BA0

プリゴジンがクレムリンと協定を結び、プリゴジンの乱を終わらせた後、先週からワグナーの戦闘員たちが大挙してベラルーシに到着し始めたと報道されてます。

約2500人のワグネル傭兵がウクライナの基地からベラルーシに到着したと推定されています。

金曜日、ポーランド安全保障委員会はベラルーシにおけるワグネルの動きに対応する為、軍を東部へ移動させると発表しました。

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