https://youtu.be/2aJ6eDcOJQ8?si=dKifwaWz2R5FqJ0G
メディアは「中国 掘削装置を尖閣周辺にえい航へ 日中中間線を大きく越える海域…政府関係者が危機感。外交問題に発展するだろう」と報道しています。
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中国当局が日本時間23日までに、天然ガスなどを掘削する作業装置を沖縄県尖閣諸島の周辺海域に運ぶ事が分かりました。その一帯は「日中中間線」から日本側に大きく入り込んだ海域にあたり、日本政府関係者は危機感を示しています。
中国の海事局は日本時間の21日午後6時から、天然ガスなどを掘削する作業装置「勘探8号」を船でえい航して東シナ海の目標海域に運ぶと発表しました。指定された目標海域は沖縄県尖閣諸島の大正島から北東におよそ140キロの海域で、23日午後6時までに到達する予定との事です。
この海域は日中中間線からも大きく日本側に入り込んだ場所にあたります。日中中間線は日本と中国との間に位置していて、日本政府はこのラインを基にEEZの境界を定めるべきとの立場です。
これに対し、中国は今回の目標海域を含む沖縄トラフまでを自国の排他的経済水域などと一方的に主張。中国はこれまでも日中中間線の付近で一方的にガス田などを開発、日本政府は中止を求めてきましたが、今回は中国側が更に強硬な措置に打って出て来た形です。
日本政府関係者は「従来に比べて遥かに大胆だ。外交問題に発展するだろう」と危機感をあらわにしています。
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中国国内ではこの様な報道がされていました。
この件について詳細を見ていきましょう。
中国海事局の発表自体がこちらと思われます。
東シナ海にて9月21日17時から9月23日17時にかけて「华达」は掘削リグ「勘探八号」を座標N27-07 E125-0.5まで曳航する。
この様に報道しています。
この座標を調べてみました⇩
日本メディアの報道がこちらです⇩
確かに中間線を越えて日本のEEZに掘削リグ「勘探八号」を持って来ようとしていました。その後、日本メディアが大騒ぎをして、日本政府が「わが国の排他的経済水域および大陸棚であり、管轄権を侵害する行為を行うとすれば、断じて受け入れられない」と中国政府に申し入れを行ったところ、移動発表を取り消した様です。
位置関係⇩
大正島から中国が掘削リグを設置しようとした海域はたったの139キロしかありませんでした。
尖閣諸島の魚釣島からでも215㎞。
実行されると非常に危険でしたね。
尖閣諸島の至近距離です。
中国政府はベトナムのEEZにもこうした探査船を送っていますが、ベトナム政府は即座にEEZから退去する様に命令を出しています。この船はシノペック・グループ(中国石油化工集団)の船です。
GPIFが資産運用としてここの株を持ってますから、日本政府は怪しい動きがあった場合は手軽な制裁としてまずGPIFの持ち分売っちゃいましょう。