SECのETF承認後、事実売りで弱っていたビットコインが再び上げはじめ、景気が良い話も出ていますが、チャートに逆三尊(爆上げサイン)が出ていたのでご紹介

 

※あくまで参考までに

2024.2.8 Photo Kanchanara

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米仮想通貨取引所コインベースのビットコイン/米ドル4時間足です。こちらに逆三尊が現れておりますが、この形は上昇相場を表します。

逆三尊とは安値付近で3つの谷を作り、ネックライン(谷の起点となっている価格)を上抜けすることで完成するチャートのカタチで、強い買いシグナルを表すとされています。(絶対ではありませんが、その確率は高いです)

①逆三尊はまず安値を目指していた最中に、前回安値で押し目を狙ってきたりしたロングに押し返され基準の価格(基準価格は前回反発が強かった場所などです)に押し戻されます。

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基準価格が出来た理由ですが、この前に43500ドルで反発が起きまくっているのが分かりますね(ピンク丸)。43500ドルをブレイクして、止まったのがこれまた前回意識されていた41600ドル付近です。①の場所。ここから43500ドルに押し戻されています。

 

②さらに安値を目指し、更に低い価格まで落ちていきます。

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ヘッドと表記されている場所②までここでは落ちています。前回の急上昇の起点となった38500ドルまで落ちて止まりました。

 

③下げトレンドがブレイクするなどして、ロングに押し戻されます。

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④基準値(ここでは43500)に戻したところで、ショート勢が再びショート開始。1度目のアタックと近い安値まで落とす。

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ピンクの丸から、以前左ショルダーを作った41600ドルで再び止まりました。

 

⑤前回ここでロングに押し戻されているので、再び基準値(43500)に押し戻されて行きます。

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⑥3度目のアタックが2回目より浅い部分までしか落とせず、基準値まで戻された後、価格が拮抗し、ショート勢はマーケットの目線がロングに切り替わり、逆三尊が形成されている事に気が付きます。

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⑦ここでチャンスを感じたロング勢力が一気に勝負をかけ、価格が暴騰する事が度々あるために逆三尊は強いシグナルとされています。

ここでも価格が暴騰し始めたのはキッチリ43500付近なのが分かります。

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⑧これはあくまで参考ですが、逆三尊はこうして出来上がります。

ここから目指すのは前回高値である47000ドル付近。※4時間足レベルでヒゲになっているのでアレですが、48000~49000ドルまで行く可能性はあります。

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トレードをするにしても、こうしたパターンを意識する事により、先の予測が出来ますので楽しくなると思います。

 

逆三尊の威力・その後のビットコインの値動き

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今回逆三尊が完成した後、ビットコインは暴騰しました。43230ドル付近の逆三尊基準値を上抜けし、形が完成。

その後、急上昇を始め、年始に付けた前回高値を抜き、50000ドルに到達しています。

今回値動きを観察していた所、米国タイムで急上昇が多く起こり、特に意識されていたのは図で水色で表記してあるチャネルラインです。

こちらの上側に当たる度に落されていました。

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10数回チャネルラインにアタックするものの全て防がれていましたが、上抜けに成功した瞬間に買いが殺到し、一気に50000ドルを抜けていきました。

※このラインを抜けた瞬間を投資家は狙って待ち構えていたって事です。

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もう一本上値を抑えていたラインが(赤矢印で価格が反発しているライン)ありましたが、これと水色のチャネルラインが交わる場所で一気に上抜けし価格上昇が起きています。

このラインが日曜日と月曜日に価格上昇をブロックしていました。

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では次はどこまで価格が伸びる可能性があるのでしょうか?

52000ドル(770万円位)と見ています。

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青い点線で囲ったトレンドラインに当たりますが、そこが今の位置からだと52000ドル付近になるのではないかと見ています。

クジラ(大口)がビットコイン上値を51000ドルと言い始めている様ですが、その根拠がおそらく別のトレンドライン(図のBのライン)です。
Bチャネルラインの上限が直近だと51000ドル程度です。

値幅が広くなってきているのでチャネルの幅が広がり、次はここが意識されるのではないかと思います。

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今年1月頭のETF承認日の高値はBラインで頭を押さえられています。
この認識にマーケットがなれば52000ドルまではあるのではないかと見ています。

あと気になるのはビットコインの歴史を作ってきたレベルのDトレンドライン(以下の図)です。
2017~2020に出来た大きな逆山尊の基準値11487が起点となっているトレンドラインで、
2021の大きな三尊もこのトレンドラインを割って完成し暴落しています。

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このDが次に上値を抑えに来るのが54000ドル位です。

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もしここを上抜け出来れば、本当に天井知らずの上げ相場になるかもしれませんね。楽しみです。

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あくまで希望的観測で、参考程度です。