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昨日のエストニア国営放送の報道内容です。
ウクライナのドンバス地方では戦闘が続いていおり、ウクライナロシア両陣営はあらゆる手段を講じて街の支配を試みています。
バフムートは現在ドンバスで最も激しい戦闘が行われていr場所の1つです。ウクライナの第58旅団は、戦車大隊を含め、街の周辺に陣地を構えている。
ウクライナ軍は近代化されたT-64戦車を使用しています。
「地形に強く、砲の精度も高く、反応装甲も効いている。結局は乗組員次第ですが、マシンの手入れをすればするほど、走りも撃ち合いもよくなる。戦車は1960年代に作られたものだが、その性能は十分だ」とウクライナ戦車兵は語る。
「ウクライナの戦車は、西側諸国の戦車とは少し違う。西側の戦車は主に攻撃的な作戦に使われるのに対し、我々の戦車はカモフラージュした位置から発射したり攻撃したりするのに使える」とウクライナの兵士オレクサンドルは説明しています。
敵から直接見られない隠れた位置から撮影し、戦車隊長は敵の座標を取得する。その後、航空偵察により射撃精度を調整するとの事です。
「バフムートでは敵から最も距離が離れていても11キロメートルで、この距離では戦車は砲兵と同じように有効です。」とある兵士がエストニア国営放送に語っている。
この地域のウクライナ軍の主な任務は、バクムートとソレダールを敵に陥れさせないようにすることだ。
「最近、少し厳しくなっている。仕事が増えた」と兵士は答えています。
ウクライナ空軍もこの地域で手一杯な様子です。
ロシアが執拗にこだわるバフムートでの戦いはまだ当分続きそうです。
敵対行為の地図、バフムートの激戦、ロシア軍の損失