男女共用トイレは娘達を危険に晒す。
イギリスの高級紙『デイリー・テレグラフ』は1855年に創刊された老舗です。英国を代表する新聞。
テレグラフはイングランド銀行について、インフレ率を2%に抑えるという目標を達成する為にタイムリーな利上げを行い対策をする本来の業務を疎かにし、トランスジェンダーやジェンダー・ニュートラル推進に躍起になっていたと非難しています。
LGBTのロビー団体であるストーンウォールが発表した”雇用主トップ100”のリストに掲載される為に、イングランド銀行は「どのような性自認の人でも妊娠する可能性がある」とすら述べていました。
殆どの大手銀行はストーンウォールのLGBT評価制度に加盟しており、そうする事で自分達の評判が上がると信じているのでしょう。しかし、ストーンウォールはもはや平等を推進するものではなく、トランスジェンダーの狂気じみたイデオロギーを推進する団体となっています。
参加している銀行などの企業はストーンウオールに多額の参加費を支払いますが、その結果、企業側は "親切 "で "進歩的 "である事を示すことができるが、実際には危険な見解を支持している事になるのです。
ストーンウオールとは?
ストーンウォールは第28条の導入に対抗して1989年に設立されたLGBT団体です。
1969年6月28日にニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジ地区にあるゲイバー「ストーンウォール・イン」に対する警察による反同性愛的襲撃によってストーンウォール暴動が発生し、こうした団体が立ち上がりました。
この暴動は、LGB(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル)の権利運動の始まりとして多くの人に見られています。
ストーンウォールの創設者には、イアン・マッケレン卿、リサ・パワー、マイケル・キャッシュマンら等。その目的はどちらかといえば保守的で、トランスイデオロギーに夢中になる前は、ゲイやレズビアンが偏見を持たずにそのまま社会に参加できるようにする事に重点を置いていました。ゲイが許容され、軍隊に入隊し、教会で結婚し、子供を育てる事が許されるよう求めていました。
しかし今日では、想像しうる限り、最も寛容でない運動団体の一つに数えられるに違いありません。近年では、ストーンウォールの行動に対する懸念から、多くの政府機関がストーンウォールのダイバーシティ・チャンピオン・スキームから脱退しています。
2021年、イングランド銀行は、母親を意味する「生みの親」という表現を含む「家族休暇」政策を導入。
イングランド銀行はその中で「性別を問わず妊娠する可能性があると述べている」と強調。
これはやり過ぎだとTimesでも取り上げられています。
申し訳ありませんが、イングランド銀行は間違えている。イングランド銀行総裁ベイリーは何らかの方法で自分の子宮を作る狡猾な方法を見つけない限り、出産できるのは女性だけだ。
スレッドニードル街の老婦人はどうなるのだろう?
スレッドニードル街の老婦人とは1797年のジェームズ・ギルレイの風刺画からきた、イングランド銀行のニックネームです。
この老婦人は、多様性と包括性(インクルージョン)に関して企業を評価するストーンウォールのトップ100指数で順位を上げる為に、急進的な課題に取り組んでいる。(イングランド銀行は昨年、103ページに及ぶ申請書を提出した後、ストーンウォールの年間ランキングで57位だった)。
老婦人は、今やスレッドニードル・ストリートのノンバイナリー両性具有者である。
もしイングランド銀行がジェンダーレストイレの公約を作成するのに時間をかけず、本来の責任である国民への奉仕と財政の健全性の維持にもっと集中していれば、現在のような混乱に英国は陥っていなかったかもしれない。
ここにはもっと大きな、はるかに深刻な疑問があると思う。
政府省庁、学校、大学、放送局、出版社だけでなく、これほど多くの非の打ち所のない銀行や企業が、なぜLGBT活動家団体の言いなりになってしまったのだろうか?
LGBTのロビー団体であるストーンウォールは膨大な数の組織の雇用政策に対して、度を越した、そして深く憂慮すべき影響力を持ち、それを行使している。
ストーンウォールのダイバーシティ・チャンピオンになろうとする企業は、左翼のトランス活動家からジェンダー・ニュートラル・スペースや代名詞の使い方について指導を受けるために、実際にお金を払っている。
知的である筈の専門職の人達は、自分の白人特権に後ろめたさを感じ、「アライシップ(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)などに代表される、性的マイノリティの人達や阻害されている人達に対して、自身はそれらの当事者ではないけれど、理解し支援している事」を証明する為にレインボーのストラップをつけて、進んでLGBTQコミュニティに服従しているのだろうか?
あるいは、言われた通りに、自分の仕事場に「包括性」という専制的な旗を掲げる事さえある。
カルト的な洗脳だ。
とはいえ、攻撃的なトランス・イデオロギーによって、首都圏の管理職が完全に掌握されている現状には驚かされる。
ヒューゴやラヴィニア達(アパレルメーカー経営陣の事だと思われます)は皆、高価な私立教育を受け、オックスフォードで身につけた批判的思考を捨てて、思春期の成長を邪魔する”妊娠中の男性たち”と一緒になって活動しているのだ。
ロンドンシティで働く友人は言う。「私達の多くは、それがナンセンスであり、実際には非常に不吉で不快でバカげている事を知っている。だが、人々はそれに反対する事で、仕事を失ったりするのではないかと心配している。声を上げるのが怖くて、それに同調してしまう。」
※これは私も思っていましたが、まさに無言の同調圧力による強制です。英国でもこの有様ですので、日本では本格的にLGBT教が浸透すると英国の比ではない、LGBT理解強制への同調圧力がかかります。
ストーンウォールの布教活動は大成功を収め、以前テレグラフ紙が明らかにしたように、現在ではハイストリートの銀行の大半が、このLGBT活動家団体が運営するダイバーシティ・スキームのメンバーとなっている。
少なくとも、ストーンウォールがジェンダー・イデオロギーに関して益々おかしな立場をとっているとして批判を浴びる中、こうした状況が直ぐに変わる事を期待したい。
イングランド銀行は、チャンネル4(イギリスの公共テレビ局)、Ofcom(英国の通信規制当局)、内閣府等とともに、このようなLGBTイデオロギー推進スキームから撤退すべきです。
平等人権委員会(EHRC)は、ダイバーシティ・チャンピオン・スキームはもはや費用に見合う価値を提供していないと述べている。
更に踏み込んで、このような制度は、雇用主も従業員も同様にジェンダー・イデオロギーを受け入れるよう強制する悪質な試みであり、その結果、女性の権利が完全に侵食され、本来の目的に反して、レズビアンやゲイの解放がもたらされる可能性があると言いたい。
しかし、誤解しないで欲しい。
以前はストーンウォールのおかげで、平等政策が実施され、同性愛者の職場における扱いが一変したのだ。
当時のストーンウォールのキャンペーンは貴重なものだった。しかし、今やこの組織は単なる平等では満足しない。
生物学的な性、男女の性、伝統的な価値観の侵食を求めている。
「私達のダイバーシティ・チャンピオンの一員にならなければ、あなたの組織はトランスフォビア(トランスジェンダーの人に対する差別や不寛容、否定的な態度、言動、嫌悪をする人)だ」というのが暗黙の脅しである。
恥ずべき事に、この道徳的脅迫によって、少数派の権利が大多数の意見よりも優先されることになった。
その一方で、私達の居眠り政府は、自国の保守的な価値観を容赦なく損なう「慈善事業」に資金を援助している。
ストーンウォールの2019年の監査済み決算によると、英国政府は702,295ポンド(1億2900万円弱)を寄付した。
何の為に?
なぜ我々納税者が、子供達の性器の切除を提唱する団体に寄付しなければならないのか?
どうやら、この極端なトランス・イデオロギーを支持する為に署名する事は、「寛容になる」ことらしい。
信じて欲しいが、ストーンウォールの政策が女性や女児に与える影響に優しさなど何もない。
エセックス州にあるある学校では、4人の女子生徒がジェンダーレストイレで性的暴行を受けたと訴えた為、警察が出動し、男子生徒が逮捕された。
昨日、その中学校に娘を通わせる母親が、ショッキングな話の一部始終を教えてくれた。アリスが送ってくれた教頭からの "ただ言葉の並ぶ内容の無い "手紙には、「子供達の健康と安全が最優先です」と書かれていた。
私達は皆、まったく何も知らされず、『保護上の問題』についてだけ聞かされたのです。
最近の校長からの手紙は、明らかに子供達全員が、何が起こったのか、加害者とされる人物が誰なのかを知っているからこそ出てきたもので、トイレが突然職員によって警備されるようになったことは言うまでもない。(※問題が起きたのでジェンダーレストイレに警備員を学校は付けたが、そもそもジェンダーレストイレを廃止すれば良いのでは?歌舞伎町ビルのジェンダーレストイレと同じですね)
すべては加害者を守る為にあるようだ。(←事故が起きてもジェンダーレス政策を優先させる事への嫌み)
アリスによれば、新しいトイレの設置が始まった時、保護者への相談は一切なかったという。
「リスクアセスメントも明らかにされていません。学校側は、男女別のトイレがまだ残っていると言っていますが、授業中はジェンダーレストイレしか開いていなかったので、これは真実ではありません」
悲しい事に、娘はこの新しい取り決めを何の疑問も持たずに盲目的に受け入れ、もう学校のトイレには行かない、とだけ言ったのです。
イジーは男女共用トイレで生理用ナプキンを交換する事を拒否するようになった。
男子生徒がそれを見聞きしバカにする事を、女子生徒は恐れていたからだ。男子生徒に生理の事でからかわれる事が、彼女にとって一番大きな問題だとは気づかなかった。
アリスは、ティーンエイジャーが一日中生理用ナプキンを取り替えずに学校生活を送れるように、イジーに巨大な夜用生理用ナプキンを買い与えなければならなかった。
「イジーはジェンダーの事はすべて狂気の沙汰だと思っているけれど、嫌な思いをしないで済むのであれば、文句を言わずに一日中生理用品を変えなくてもいいとさえ思っている。何故スタッフに文句を言わないのかとイジーに聞いたら、"トランスフォビア "と呼ばれるからだって!」
14歳の娘は性的暴行についてとても怯えている、とアリスは言う。
「でも、彼女はかなり洗脳されているので、学校が男子生徒を女子トイレに入れたせいで起きたことだと、私が指摘しても理解するのに時間がかかりました。娘はフェミニストを自称していますが、日中トイレに行く権利の為に立ち上がる事が怖くてできないフェミニストなのです」
アリスは、殆どの男性や男の子が女の子や女性に危害を加える事はないと認めているが、「しかし、この馬鹿げた取り決めのせいで、危害を加える少数の人達が、安全な筈の場所で、弱い立場の女の子に簡単に近づく事ができる。思春期のしばらくの間、自身が混乱して異性になりたがるごく少数の子供達を不快にさせない為に、このような事が行われているのです」と指摘する。
アリスは、学校でのジェンダーレス政策についての娘の苦悩を私に手紙で伝えてくれた何人かの母親の一人である。別の激怒した親は、男子が共有のトイレで文字通り "小便をする "為、日中の排尿を我慢していた15歳の少女が膀胱炎になったと報告している。イングランド銀行がジェンダーレストイレの設置を約束する時、イングランド銀行の行員達は、自分達の「仲間」がやっている事がイジーのような何十万人もの女の子に与える影響を、一歩立ち止まって考えてみてもいいのではないだろうか。
今、学校で怖くてトイレに行けないティーンエイジャー達は皆、ストーンウォールの「社会のヘテロ規範を打ち砕く」計画の犠牲者なのだ。
そして私たち国民は、トランス活動家達によって、私達のかわいい大切な娘達が脅かされる事を許してしまった。恥を知れ。
親と消費者は、この悪質なカルト集団が根を張っているところならどこでも、それに反撃しなければならない。
ストーンウォールの言いなりになっている銀行は、顧客に、女性はペニスを持つ事ができ、男性は妊娠する事ができ、すべてのトイレはジェンダーニュートラルであるべきだと考えている事を伝え、(もし残っていれば)口座をより健全な金融機関に移すという選択肢を与える義務がある筈だ。
顧客は、ストーンウォールのダイバーシティ・チャンピオンの株主に手紙を書き、その会社がこのスキームから手を引かなければ、顧客から手を引くと脅すべきだ。(アンハイザー・ブッシュは、トランス系インフルエンサーでオードリー・ヘプバーンに憧れるディラン・マルバニーにバドライトビールの宣伝をさせるという愚行を犯した為、ピープル・パワーによって40億ドルも価値が下落した)。
母親や父親は、娘を危険に晒すジェンダーニュートラルなトイレが許可されている学校に対して、法的措置を取ると脅す必要がある。
アリスの別れの言葉を残そう。とても感動しました。「現実が過去のものとなり、私達は傷ついた感情を守る事だけに気を配り、真実はそれがどんなに明白な事であっても、積極的に否定される。私は娘達の為に絶望し、20年巻き戻すか、リセットを望むわ」
ストーンウォールは優しくない。ストーンウォールは潰さなければならない。
素晴らしい報道です。
日本でもこうしたまともな報道をしてくれる大手メディアが現れる事を願います。