中国がロシア向けにイラン自爆ドローンのシャヘドに似た攻撃ドローンを開発・試験中

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【兔子版的“向日葵-200”自杀式无人机的测试视频正在社交网络上传播,其特点是几乎完全复制了俄罗斯军队使用的伊朗“天竺葵”自杀式无人机。从视频中可以看出,单架无人】 https://www.bilibili.com/video/BV16N4y1Q7gR/?share_source=copy_web

これが中国がロシアに提供する為に協議していると報道されている向日葵-200自爆ドローンです。

 

中国とロシアの企業は、イラン製のシャヘドをベースにした攻撃用ドローンを開発・試験しており、ウクライナ戦争の最中にロシアに送る計画とブルームバーグなどが報道していますが、これは中国によるロシアへの致死兵器支援の可能性があり、制裁必至です。

 

中国の軍事系サイトやメディアによると、中国がロシアと開発しウクライナでの戦場への発送準備が整っていると言われている自爆型ドローンは「向日葵200」と呼ばれており、イランのシャヘドに似ていました。

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中国企業がロシア向けに製造しようとしている向日葵200は以前、ロシアの軍事展示会に参加しています。

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向日葵200の射程は1500~2000キロで、機体は2メートルくらいの大きさ、 飛行速度は160~220キロ、運行時間は12 時間だそうです。

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向日葵200製造工場は、中国河南省安陽市北関区のUAVセンターに位置している様です。

【Sunflower 200UVA(向日葵200无人机)工厂位于河南省安阳市北关区无人机飞行中心】 https://www.bilibili.com/video/BV1st421374T/?share_source=copy_web

河南省無人航空機品質検査センターは河南省安陽市北関区人民政府が投資・建設し、2017年に設立された中国初の省レベルのUAV検査センターだと人民日報が報道しています。

ここで製造されている自爆ドローンがロシアに提供されようとしており、これは中国政府が直接的にロシアのウクライナ侵略を支援している事になります。

 

この件について中国とロシアの企業が、ウクライナに配備されたイランの無人偵察機に似た攻撃型無人偵察機を開発中であるとヨーロッパ当局者はメディアに伝えており、ロシアへの出荷前のテストを開始したそうです。

欧米からの度重なる警告にもかかわらず、習近平は中国をロシア・ウクライナ戦争における中立国として見せようとしています。

一方、米政府関係者によれば、中国政府が武器や砲弾を表立ってロシアに提供する事を遅らせているのは、欧米からそれが前例のない事態のエスカレーションと見なされ、相応の制裁など、より強力な対応がほぼ確実に引き起こされる事を警戒しているからだとも指摘がされています。

中国政府はロシアのウクライナ侵略について、関係各国に対し、争いを煽り、対立を煽ることを直ちにやめるよう求めると言っていますが、これはまるで詐欺師の言い分ですね。

 

また、中国政府はドローン産業で世界シェアを取る為に、今年5月24日「低高度経済(空を物流や移動に使うイメージです)、未来はここに」をテーマにした「第8回世界UAV会議・第9回深圳国際UAV展覧会」を開催しました。

35,000平方メートルの屋内展示エリアと、30,000平方メートルの屋外展示エリアに約500社が4,000以上のドローン新製品を展示し、16のドローン競技会やパフォーマンスが開催されました。低高度経済の革新的な発展を促進するために、6万人以上がフォーラムと展示会に参加したと言われています。

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2030年までにドローンは人々の生活に完全に組み込まれ、1兆レベルの市場を形成すると張り切っています。

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目玉商品は一人乗りドローン。これに民衆が乗って街を移動するそうです。