ウォーレンバフェットの会社バークシャー・ハサウェイの株主総会で、保守系NGOの会長が小児性愛者のジェフリー・エプスタインとバフェットの関係を喋った途端にマイクがオフにされ、その後警察により逮捕。

 

一体何があったのでしょうか?

2023.5.15

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2023年5月6日(土)にオマハで開催されたバークシャー・ハサウェイの年次総会で、ピーター・フラハティ氏がマイクを切られ、逮捕され、アリーナから強制的に連れ出されました。

Flaherty氏はNational Legal and Policy Center(NLPC)の会長です。

彼はバフェットのゲイツへの資金提供を批判し、ゲイツを性犯罪者エプスタインと関連付けた。動画では警察官につかまり、会場の外に引き摺り出される様子が確認できます。

フラハティ氏は、3分間の持ち時間の途中でマイクを切られ、逮捕されて会場の外に引きずり出された事について、前代未聞の逮捕と非難し、バフェット氏は「私を黙らせる権利はない」と反発しています。

何を主張したのか?

フラハティ氏はバフェットが『ビル&メリンダ・ゲイツ財団に数百億円を寄付した』と述べ、次のように付け加えました "woke "文化(BLMやESG、ジェンダーイデオロギーを持て囃す風潮の事)が病気だとすれば、慈善事業はウイルスだ。例えば、ゲイツ財団は「数学教育は本質的に人種差別的」であると主張する批判的人種理論(CRT)教育を全米で行う為の資金を提供しています。

批判的人種理論(CRT)については最後に補足説明します。

また、ゲイツ財団は、ジェンダーは『社会的、文化的に構築された観念』の結果であると断言する『ジェンダー・アイデンティティ・ツールボックス』を提供しています。

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このとき、バークシャーの関係者であるキャシー・ウールムズに遮られたように見えたが、フラハティは自分が『検閲』される事はないと主張し、バフェットに続行を許可するよう訴えた。

バフェット氏はそれに同意したが、3分という制限時間を再度念押ししています。

フラハティは「勿論だ」と答え、こう続けた「 ビル・ゲイツがどれだけ子供達に関心を寄せているか、私達は知っています。彼はエプスタインが性犯罪で有罪判決を受けた後、ジェフリー・エプスタインと何度も会い、一緒に旅行しました」

これが聴衆のブーイングと口笛に火を付け、数秒後にはバフェットがフラハティに「あなた一線を越えた」と言う場面もあった。

逮捕書類によると、フラハティは退去要求に応じないという理由で起訴されています。彼は250ドルの保釈金で釈放され、5月22日に再び法廷に立つ予定です。

「ジェフリー・エプスタインの名前を出したとき、私はどうやら億万長者政治の逆鱗に触れたようだ」とフラハティはメディアに語り「私は19年間株主運動に携わってきたが、マイクを切られた事も、逮捕された事も今まで一度もなかった」と不満を述べています。

その後、バフェット氏を会長から解任するフラハティ氏の動議は大差で否決されたとブルームバーグは報じた。

2008年、エプスタインはフロリダで未成年への性的虐待で訴えられた後、連邦検察官と取引に至った。

しかし、ニューヨーク・タイムズ紙によると、ゲイツは2011年から何度もエプスタインと会っており、その中には少なくとも3回、性犯罪者であるエプスタインのマンハッタンのタウンハウスで会った事もあったという。

ゲイツ氏は、慈善的な理由でエプスタイン氏と食事をした事を認め、それらの会合は「過ち」であったと述べています。

この模様はSNSで拡散され、バフェットはビルゲイツと仲が良いし、やはり何かあるのかと思われてしまっている様です。

 

こちらが問題が起きたパークシャーハサウエイの年次総会の資料です。

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さて CRTとは?現在全米で流行している性転換手術やLGBTゴリ押しの風潮のベースになっていると思われる学問です。

ほんの数年前まで、米国では性別違和(生物学的性別に対する深刻な違和感)は、非常に稀なものでした。それは通常、人口の0.01パーセント未満に見られ、幼少期に発症し、ほぼ男性のみが悩まされていました。

しかし、今日、全国の大学、高校、そして中学校の女友達全員が、「トランスジェンダー」である事をカミングアウトしているのです。彼女達は、全校集会で講演者からカミングアウトの話を聞いたり、トランスジェンダーの「インフルエンサー」達のインターネット・コミュニティを発見したりするまで、生物学的性別に違和感を覚えた事のない女の子達なのです。

疑う事を知らない親達は、自分の娘が、流行りのトランス系ユーチューバーや、医学的に不必要な乳房切除術や永久不妊の原因となる思春期ブロッカーなど、若い女の子に人生を変える介入を押し付ける「ジェンダー肯定派」の教育者やセラピストに夢中になっている事に気づいて驚愕します。

(この動きの根底にはCRTがあると言われています)

 

CRT理論(批判的人種理論・マルクス共産主義ベース)

 

批判的人種理論とは、西側諸国の社会は構造的な人種差別の上に成り立っており、人々は人種、性別、民族等によって「抑圧される側」と「抑圧する側」に分けられると考え、その廃絶を目指す極左的な教義です。

・CRT(批判的人種理論)理論家は資本主義において格差が発生する原因は、競争により起こるのではなく、西側が持つ 『人種的』世界観にあるとみており、西側社会は人種を利用して、権力、特権、権利剥奪、抑圧のシステムを確立し、一部のグループを永久に低い地位に置いていると考えています。

・主要なCRT支持者全員が、資本主義自体を「レイシスト(人種差別主義者)システム」であると信じている。(彼等が他人を貶めるときにレイシストと連呼しがちなのはこの為かもしれませんね。)

・近年、突然、人種差別についての活動が米国で大流行(BLM等はご存じですよね)しており、会社員、学生、そして親達は、アメリカが白人至上主義に基づいて築かれたと主張する「反人種差別」トレーニングプログラム(1619リンカーンプログラムなどが有名です)や、学校カリキュラムに圧倒されています。人種差別活動に少しでも異論を唱える者は、救いようのない人種差別主義者とレッテルを貼られる事が多いのです。

欧米主流メディアはCTとマルクス共産主義の関係、更にはCRTとCTの関係については決して言及しません。

CRT理論家は資本主義での格差は階級闘争の結果ではなく、人種による差別から生まれると主張し、だから資本主義は「レイシスト(人種差別的)」であると考えており、階級闘争を人種闘争として再構築しているのです。

CRTのトレーニングプログラムとカリキュラムの目的は、白人は過去の犯罪を悔い改めるべきであり、他民族より劣っている民族だと子供の頃から教える事で、白人に自虐史観を持たせることにあります。

(日本も同じ手口で長きに渡り洗脳されてきましたから良く分かりますね。建国の歴史が短いアメリカ国民はこの危険性にまだよく気が付いていないのかもしれません。)

この様な白人以外の人種のアメリカの労働者階級を団結させる為の戦略としてCRTが使用されている背景は、大衆の精査をほぼ完全に逃れてきました。

更に詳細はこちらをご覧ください。☟後半で詳しく解説しております。

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