スウェーデン政府が増加する移民犯罪に対処する為に、移民政策を変更して移民削減政策を進めています。

 

スウェーデン国内で麻薬取引・暴力犯罪を増加させているクルドギャングへの対策が移民規制強化する大きな動機の一つ

 

 

 

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この件について詳細を見ていきましょう。

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スウェーデン政府は新しい移民政策として、今までの野放図な移民受け入れを制限し、移民が引き起こす問題に対処を始めました。

「スウェーデンの移民政策はパラダイムシフトを迎えています。政府はスウェーデンに非正規でやってくる移民の数を減らす努力を強めており、労働移民の不正と虐待を阻止し、影の社会と闘わなければなりません。スウェーデンは尊厳ある受け入れ基準を持ち続け、わが国に滞在する法的権利の根拠がない者は追放しなければならない。」

 

スウェーデン政府はこの様に発表し、新規で流入する移民を制限する為の様々な取り組みを提案しています。

一方、日本政府は2019年の入管法改正に伴い、実質的な外国人の定住化、移民政策を開始しました。2022年には「外国人との共生社会の実現に向けたロードマップ が発表され、政府をあげて移民を推進している事が分かります。

しかしながら、政府は外国人の定住化、実質的な移民政策を打ち出しているにもかかわらず、その事実を日本国民の多くに十分知らせてきませんでした。

外国人受け入れ政策に転換が図られている事を今までまともに国民に伝えられておらず、それに伴い川口等で起きている問題や、中国政府が勝手に日本国内に海外派出所を設置し、中国移民を脅迫しスパイにしようとしている事なども伝えてきませんでした。

今でも殆どの日本のメディアはまともに伝えていません。

 

・スウェーデン市民権取得要件を厳格化する

スウェーデン市民権はスウェーデン社会の正式な一員であることを意味し、法的にも象徴的にも非常に重要であり、市民権の取得により厳しい条件を課す事でその価値を高めます。

その為に政府から提案されて、導入が検討されている項目がこちらです。

・市民権を取得する為には、スウェーデンでの居住期間が長い事を要件とする。

・市民権を取得する為には、スウェーデン社会とスウェーデン文化について一定の知識を持っている事を要件にする。

・市民権取得のための自活要件を設定する。※生活保護を受けないと生活できないようなレベルの移民を弾くという意味合いです。

・市民権取得のプロセスに面接、忠誠の誓い、または同様の儀式的要素の要件を導入する。

・子どもの市民権離脱のための審査手続きを変更すべきかどうかを決定する。

これらを調査団が審議し、2024年9月30日までに最終報告書を提出し、政策に反映します。

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具体的にはスウェーデンがこれまで取ってきた寛容な移民政策により、様々な国からギャングが流入し、アンダーグラウンドで組織を形成しています。彼等は武器、麻薬を密輸し、各地で銃乱射事件・爆破事件・麻薬汚染を引き起こしています。これらを「影の社会」と呼んでいる様です。

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スウェーデンが銃犯罪の都になっている様子⇩

https://youtu.be/WjZrY44T0rI?si=iZw3ziKH6TuapUP6

 

外国人の強制送還と内部統制強化策を強化

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スウェーデン政府はスウェーデンに滞在する権利を持たない移民を特定し、母国への帰還を確実にするための取り組みを強化し、影の社会と闘う為の体制を整えます。

影の社会とは非正規移民のグループ、不法移民等を指します。

・外国人に関する規制の枠組みを見直し、当局が外国人が国内に滞在する権利を有しているかどうかをより適切にチェックできるようにする。

・再入国を現在より長く禁止できるかどうかを検討する。

・外国人が起こした事件について、現在よりも写真と指紋をより効果的に使用する方法を決定する。

・特定の外国人事件において、身元確認のためにDNA鑑定を使用することが可能であるかを検討し、そのような取り決めをいかに設計できるか協議する。

・取締りの強化を目的とした、公的機関と自治体間の情報交換の強化。

 

亡命に関する法律を厳格化する

・政府はスウェーデンが、EU法および国際法に従って要求されるよりも寛大な移民庇護政策をとらないように法律を改正する事を検討する。

保護が必要な移民には一時的な保護を与える。しかし、永住許可は段階的に廃止する。

https://youtu.be/D-tQVYVWp4o?si=8BffesrA06YNBaTM

スウェーデンは亡命者が永住権を取得する事を段階的に廃止しようとしています。

 

スウェーデン政府の影の社会との闘い

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※政府公式ページでの記載です。

持続可能な亡命・移民政策を確立するためにスウェーデン政府は「影の社会」との闘いを優先します。スウェーデン行政当局が下した不法移民追放命令に従い、政府はさらなる行動をとります。

スウェーデンに留まる権利のない者は退去しなければなりません。

その目的は、スウェーデンに滞在または居住する権利のない人々が居着くのを防ぎ、関連する問題に対処することです。

入国拒否または追放決定後に、不法移民がスウェーデンに滞在しようとするのを減らす為に政府は法定制限期間を延長、または撤廃すべきかどうかを調査します。

スウェーデン警察は政府から、外国人に対する内部統制の優先順位付けと合理化を命じられています。

これは影の社会と闘う上で重要な要素であり、指紋や顔画像などのバイオメトリックデータをより多く収集することを重要視しています。

これにより、複数のIDを使用した滞在許可証の申請が困難になり、個人の身元とスウェーデンに滞在する権利の確認に役立ち、安全保障上の脅威となる個人を特定する能力が向上します。

政府はまた、スウェーデンに滞在する権利を持たない個人と接触すると想定される自治体や公的機関に対し、情報交換と報告義務を強化するシステムを確立する意向です。

生体認証システム⇩

https://youtu.be/hv31ZESxoTQ

不法移民を生体認証システムで取り逃さない。これはちょっと嫌な話ですが、やむを得ない段階に入ってきました。

 

低技能労働者の移民条件を厳格化する

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少し厳しく見えますが「能力のない移民は不要だから入れない」という必要な措置です。

政府は教育、訓練、経験がほとんどない様な低技能労働移民への条件を厳しくする意向です。

厳格化された条件には、労働許可証を取得するための最低賃金要件が含まれるが、特定の専門職グループに対しては、より低い賃金基準を規定する可能性もあります。

コース変更制度は廃止されます。つまり、亡命申請が却下された後、出国せずに労働許可を申請することは禁止になります。

一方、スウェーデンは高度な技能を持つ外国人労働者、外国人研究者、外国人博士課程の学生を重視しており、彼らに適用される規則を改善する必要があります。そのため政府は、高い技能を持つ外国人労働者がスウェーデンに来やすくすることで、研究国としてのスウェーデンの競争力を強化しようとしています。

 

移民の滞在許可取り消しの強化措置

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不法移民による滞在許可証の濫用を困難にして、その証拠がある場合には許可証が取り消されるようにする事が重要です。

そのため政府はスウェーデン移民庁に対し、滞在許可証および労働許可証の取り消しに関する業務を拡大するよう命じました。これには、高等教育就学許可証が悪用されているとの指摘があった場合、滞在・労働以外のその許可証も取り消されることが含まれます。

また、スウェーデン移民庁の2023年度予算案に滞在許可の取り消しに関する案件を優先すると明記されました。

さらに、規制された移民制度が悪用されないようにするのを目的として、滞在許可を取り消す範囲を拡大する事を協議する調査委員会の設置も提案されています。

 

スウェーデンでは移民の家族帯同・永住の条件が厳しくなります

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スウェーデンは移民の家族滞在の条件を厳しくします。

個人的な結びつきを理由とする滞在許可の付与条件の厳格化に基づき、家族滞在の維持要件その他の条件の厳格化を検討する意向です。

 

移民政策を変更して移民削減政策が進められる背景。

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スウェーデン首相は先週、国営テレビSVTで移民による凶悪犯罪の波に対処する為に法改正を検討していると話しています。
移民ギャングによるスウェーデン国内での暴力の波を食い止める為、移民政策と刑事政策の両方を変更する事を提案すると話しており、特に「クルドの狐」として知られるクルドギャングらによる抗争がスウェーデン国内での暴力行為を激化させていると指摘しました。

スウェーデン国内での暴力犯罪増加は、麻薬取引の覇権を巡って2つのギャングが争っている事が関係し、ギャングの一つは「クルドの狐 」として知られるラワ・マジッドに率いられ、マジッドはトルコから犯罪組織を動かしているとされています。

2018年にマジッドはスウェーデンを出てイラク北部のクルディスタンに向かい、そこで大規模な麻薬プロジェクトを開始したと。

スウェーデン首相はこの件について、スウェーデン警察長官と軍トップを会議に招集し、犯罪組織への対応についてどうすればよりよく協力できるかを確認しています。

 

クルドの狐のスウェーデン麻薬ビジネス

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スウェーデンメディアが「クルドの狐」が支配する都市について調査しています。

スウェーデンの麻薬取引のリーダーであり、コミッショナーであり、首謀者であるのがクルドの狐としても知られるクルドギャングのラワ・マジッドです。

彼が率いるギャングのリーダーたちは「クルドのキツネ」への忠誠心を示すため、キツネをモチーフにした金の指輪を着けているのが特徴です。

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スウェーデンメディアのアフター・ファイブ・サンデーは、彼が支配していると疑われているスウェーデンの都市を紹介しています。

ラワ・マジッドは麻薬取引ネットワーク全体を築き上げ、警察による監視の目をほぼ掻い潜る事ができたと犯罪記者クリストファー・ニルソン氏が指摘しています。

このクルド人グループは犯罪を隠ぺいしながら展開する事に長けている様です。

クルドのキツネ、ラワ・マジッドには数々の重大犯罪の容疑がかけられていますが、暗号化されたギャングループのチャットにアクセスできるようになって初めて、ジャーナリストも警察も彼が非常に重要な人物であることを把握しました。

2021年、スウェーデン警察は彼がいかにして麻薬市場をコントロールし拡大してきたかを把握し、大規模な暴力組織を展開していた事を見つけました。

マジッドの周りには、10人ほどの親類や犯罪仲間で構成される中核グループがあり、そのうちの何人かは、ストックホルム地域の『ゼロ・ネットワーク』や『ブロ・ネットワーク』など、他の犯罪ネットワークのリーダーです。

スウェーデンに到着した麻薬が処理されるときは、このリーダーの支配する組織の末端にいる人たちが実行犯になります。ギャング間で紛争が起き、銃撃戦や爆破テロがあったときの実行者も末端の人間だと指摘がなされています。

これはストックホルム地域にとどまらず、クルドの狐はスウェーデン全土で活動しています。

麻薬密売の行き着く先はスンツヴァル、ソルムランドなどです。

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更なる詳細は動画やその他資料で確認できますが、クルド麻薬犯罪グループはスウェーデン社会にしっかりと根を張っています。

彼らのネットワークが世界のどこまで広がっているのかは不明ですが、日本も気を付けた方が良いでしょう。

他国内で静かに水面下で展開する圧倒的組織力・・凄いです。