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トランプが発言を翻した事例を見てみましょう。
上の動画はトランプがゼレンスキーについて、「ゼレンスキーは独裁者だ」という物議を醸した発言を翻している様子です。
トランプ大統領はゼレンスキー大統領を「独裁者」と評した発言を撤回。英国のスターマー首相との大統領執務室での会談中、トランプ大統領は「私がそんなことを言ったのか?そんなことを言ったなんて信じられない」ととぼけています。
「我々はゼレンスキー氏と協力したいし、そうするつもりだ。彼はウクライナの最高の大統領だ」とも。

こうした発言をした直後の今日、トランプ大統領は鉱物資源協定と安全保障協議のためホワイトハウスでゼレンスキー大統領と会談します。

首脳は、ウクライナの鉱物資源への米国のアクセスと投資、およびびウクライナ政府が期待する安全保障を交換する 協定に署名するとみられています。
それだけではなく、トランプはマリウポリをウクライナのために解放すると主張しています。

日本のテレビは「プーチンが望めばウクライナ全土占領」などとトランプ大統領がロシア寄り発言を連発していると日曜日に報道していましたが、状況がもうこんなに変わりました。

今ではロシアへの経済制裁を一年延長すると言い始めており、これにはトランプを利用してロシア有利な状態を作ろうとしていたロシアアカウントも閉口。

この調子なので実際に何をしているのか見るのが重要です。メキシコ・カナダ・EUへの関税についても発言を翻してくれたらマーケットは助かるんですが・・・