中国、北朝鮮、ロシア仲良く

「金日成将軍の歌」を朝鮮語で歌う  

 

 

朝鮮中央テレビが10日に放送を始めたオンラインの芸術祭で中国とロシアの楽団が故金日成や故金正日を称える歌を朝鮮語で歌った

中露は北朝鮮祝賀行事で公演を行い、記念日前に友好関係を強調した様です。

こうしたイベントはロシア外務省第1アジア部長GeorgyZinovievや北朝鮮モスクワ駐在大使シン・ホンチョルあたりが手配してるかもしれません。
https://eadaily.com/ru/news/2022/04/13/phenyan-polnostyu-podderzhal-specoperaciyu-rossii-na-ukraine

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ロシア外務省GeorgyZinoviev氏は最近、ロシアが政治的および外交的手段によって朝鮮半島の問題を解決し、チュチェ思想の北朝鮮と永続的な平和を確立する方法の探求に積極的に参加し続けると発表していました。

「北朝鮮は、ロシアのウクライナでの特殊作戦を全面的に支持し、西側を非難しており、これらはモスクワが北東アジアでの関係と安全保障のアプローチを発展させる上で考慮されるだろう。」

この発言は2022年4月13日、ロシア外務省第一アジア局長のゲオルギー・ジノヴィエフが行ったものです。

「国と国、民族と民族の関係は、試練の時にこそその本質が現れることを強調したい。我々は今日、北朝鮮がドネツクおよびルハンスク人民共和国の住民を保護するために進行中のロシアの特別軍事作戦を全面的に支持し、現在の紛争の主犯であるアメリカと西洋の集団が世界の平和と安全を危険にさらしていることを公に非難することによって、改めてこれを見る機会を得た」と、外交官は北朝鮮大使館で4月15日に祝われた金日成の110周年イベントを記念して述べた。

駐モスクワ北朝鮮大使の申宏哲氏は、同国指導部はロシアとの友好関係の発展に強くコミットしていると反応していました。

プーチン大統領も2022年8月に北朝鮮の解放日に金正恩に宛てた書簡でロシアと北朝鮮の二国間関係を拡大すると述べています。

金正恩はプーチンに手紙を出し、「ロシアと朝鮮民主主義人民共和国の友好関係は、第二次世界大戦で朝鮮半島を占領した日本に対する勝利によって確立された」「敵対する軍事力による脅威と挑発を阻止するための共同の努力の結果、両国の「戦略的・戦術的協力、支援、連帯」が新たな段階に達した」と返信しています。

日本としても北朝鮮とロシア、中国の反日をベースにした連携には目を光らせておくべきでしょう。

ロシアと北朝鮮はこうして連携を深めている訳ですが、それに呼応するかの様に興味深い動きが日本でもありました。

北朝鮮の日本支部である朝鮮総連の第25回全体大会(4年に1度の朝鮮総連の最高意思決定機関)が安倍総理が暗殺されてすぐの2022年5月に開かれたのですが、そこにロシアの代弁者で維新議員の鈴木宗男議員が来賓として参加しており「汗をかいてまいりたい、いくばくかのお役に立ちたいと決意するものであります」と北朝鮮に忠誠を誓っています。

この大会報告では、冒頭で金正恩総書記の約1万字にわたる書簡が読み上げられ、在日同胞の権利擁護運動や民族教育の強化が訴えられた。

「日本社会には民族排他と人権侵害行為がまん延している」と報告がなされ、在日本大韓民国民団(民団)との「共同運動」の必要性に言及もなされた。

こうした金正恩と朝鮮総連の意向を受けた動きを日本の議員であるはずの鈴木宗男氏は今後してくると思われます。国内にも北朝鮮やロシアの意向を受けて動く組織や政治家が居る事は恐るべき事です。

また鈴木宗男氏は今年の7月20日、日本華僑報網のインタビューを受けていますが、驚くべきことに「鈴木宗男議員は南京大虐殺を否定する右翼の言動に激怒している」という見出しで報道がなされています。

インタビューの中で鈴木宗男氏は日本と中国・韓国との関係について、「戦前、日本が中国・韓国に対して植民地政策を行ったことは否定できない」と述べ 南京大虐殺について、鈴木はこんなことを中国共産党に対して言っています。

「日本の政治家の中には、南京では20万人も10万人も殺しておらず、1000人、2000人しか殺さなかったと言う人もいた。しかし、命は一つしかないのだから一人でも殺していいわけがないのです。それにもかかわらず日本の右寄りの人たちは、そんなに殺していないと主張するのです。 でも、数の問題では全然なくて、1人でも殺したらダメなんです。人間としての人間性を、いつまでも失ってはいけない ということなんです。」

この様に発言し、親中派とも中国本土では取られている様子。中国共産党による台湾への軍事侵略がエスカレートする中この方は何をおっしゃってるんでしょうね。