本日、米国主要メディアでも報道され話題になっていますが、ザッカーバーグが米民主党政権によるFBやインスタへの検閲を米国下院司法委員会に証言し驚きが広がっています。
https://youtu.be/2PAR8Y74a4A?si=gRK9eu6rfsRUYU6L
インスタとFBを運営するザッカーバーグは3つの事を認めました。
1. バイデン-ハリス政権はFacebookにアメリカ人を検閲するよう圧力をかけた。
2. フェイスブックがアメリカ人を検閲した。
3. フェイスブックがハンター・バイデンのラップトップ記事を検閲した。
ザッカーバーグが米国下院司法委員会にて証言した原本を紹介します。こちらがMetaが提出した文書です。
オンラインプラットフォームにおけるコンテンツモデレーションに対する委員会の関心に感謝します。ご承知の通り、Metaは貴殿の調査の一環として数千の文書を提出し、12人の従業員がインタビューに応じました。あなた方の調査への協力に加え、私はこのプロセスから得たものを喜んで共有します。
今、米国政府とMetaの様な企業との関わり方について多くの議題がありますが、私達の立場について明確にしておきたいと思います。私達のプラットフォームは全ての人の為のものであり、言論を促進し、人々が安全でセキュアな方法で繋がる為のサービスです。その一環として、私達は世界中の政府やその他の人々から、公共の言論や安全に関する様々な懸念を定期的に検証しています。
2021年ホワイトハウスを含むバイデン政権の高官達は、ユーモアや風刺を含む特定のCOVID-19コンテンツを検閲するよう、私達のチームに何カ月にも渡り繰り返し圧力をかけ、私達が同意しなかった時には強い不満を表明しました。最終的に、コンテンツを削除するかどうかは私達が決定しましたが、バイデン政権からの圧力を受けて行ったCOVID-19関連の変更を含め、私達は自身の決定に責任があります。その結果、政府からの圧力は間違っていたと思いますしもっとはっきり拒否しなかったことを後悔しています。当時チームにも言った事ですが、どちらの方向であれ、どの政権からの圧力によってもコンテンツ基準を妥協すべきではないと強く感じており、このような事が再び起こった場合は、断固として反撃する用意がある。
これとは別のケースでは、FBIが2020年の選挙に向けてバイデン一家とブリズマ(ウクライナのエネルギー会社)に関するロシアの偽情報工作の可能性について警告してきました。その年の秋、当時民主党の大統領候補だったジョー・バイデンの家族が関与している汚職疑惑(ハンターがブリズマから賄賂を受け取っていた件)を報じたニューヨーク・ポストの記事を見た時、私達はその記事をファクトチェッカーに送って確認させ、結果を待つ間、一時的にその記事を否定しました。その後、この報道がロシアの偽情報ではなかった事が明らかになり、今にして思えば、この記事を検閲すべきではなかった。このような事が二度と起こらないようにと私たちはポリシーとプロセスを変更しました。
※ザッカーバーグは2020年の大統領選挙を前にハンター・バイデンの悪名高いノートパソコンに関するワシントン・ポストの独占報道を抑制したのは間違いだったとも付け加えています。
コンテンツモデレーションとは別に、私は前回の大統領選挙期間中に選挙インフラを支援する為に行った貢献を取り上げたい。これは世界的なパンデミックの中で人々が安全に投票できるよう、全国の地方選挙管区に必要なリソースを提供するというものでした。私はチャン・ザッカーバーグ・イニシアティブを通じてこれらの寄付を行いました。都市部、農村部、郊外のコミュニティにまたがる超党派の寄付でした。しかし、そうでない事を示す分析があるにもかかわらず、この活動が一方の政党に利益をもたらしたと考える人がいる事も知っています。私の目標は中立であり、一方的な役割を果たさない事、あるいは役割を果たしているように取られない事です。だから、今回の大統領選挙では同じような貢献をするつもりはありません。
敬具
マーク・ザッカーバーグ
今回の大統領選挙ではSNSは前回の様な検閲をしづらくなりましたね。
当時私もTwitterアカウントやインスタアカウントを凍結され苦しみました。今回はこうした動きは弱まりそうです。
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