この詳細について。
最近、習近平が琉球は中国のものと匂わせて話題になりましたが、それからというもの、中国国内では沖縄は中国のものと言うプロパガンダが増えてきました。
「琉球諸島は日本の領土ではない」
「歴史的にも法学の観点から見ても、琉球諸島の領土の主権は日本に属しておらず、その最終的な帰属は国連安全保障理事会の議論を経て決定されるべきである。」
「秦剛氏(中国政府の外交部長)は琉球が日本のものではないという決定的な証拠を示した」
等と沖縄は中国の物だと中国政府外交部長までもが主張をしています。
網易や捜狐、Sina等視聴者数が多いメディアでかなり取り上げられています。
この様な主張をする敵国に、現在もへらへらとへつらい、かつての朝貢の様な行動を行う沖縄県知事と河野洋平の様子についてここでは見ていきます。
玉城デニーと河野洋平の北京訪問を受けての捜狐の報道。
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訪中琉球代表団が北京に飛び立った、玉城デニーは同行するだけ、訪中団のリーダーの正体はもっとヘビー級だ
2023-07-03
琉球の玉城デニー知事の代表団が北京空港に到着した。
彼は琉球の知事ではあるが、代表団のリーダーではなく、リーダーは日本の政治家、河野洋平氏である。
中国経済当局との会談後、代表団は福建省に移動し、現地の経済当局と意見交換を行う予定だ。
玉城デニーのこの動きは、日中両国にとって大きな関心事である。
訪中に先立ち、日本のメディアは、玉城氏の訪中には2つの目的があると報じていた。
1つは、琉球と中国の信頼関係を強化し、双方の経済関係を維持すること、もう1つは、琉球の平和を維持し、台湾海峡をめぐる米中戦争を回避することである。 玉城氏は今回の訪問中、中国の有識者を琉球に招き、両国の協力を計画する予定である。
少し前の事だが、琉球の照屋副知事が中国の吴江浩駐日大使と親密な会談を行い、琉球が「(中国日本)地域外交事務所」を設立して「自主外交」を実施する計画である事、そして玉城の訪中はこの「自主外交」の一環である事を明らかにした。
当然、玉城の動きは日本国内で強い反発を招いたが、彼は大きなプレッシャーの中で訪中し、琉球と繋がりのある福建省を訪問する事にした。
訪中前、玉城デニーは中国メディアのインタビューに応じ、その中で台湾海峡問題に言及した。
以前、日本政府は「台湾に何かが起これば、日本にも何かが起こる」と推測していたが、玉城氏はそのような発言に強く反対し、琉球を戦場にしてはならないと表明した。
玉城氏は、日本政府がいわゆる「安全保障」を強化する為に南西諸島で軍備を強化している事を非難した。
日本の米軍基地の70%が琉球にある事から、軍事的抑止力の行使は地域の緊張を招き、琉球を攻撃の標的にし易くするだけだと主張した。
玉城デニーは「琉球と中国の友好関係は600年以上続いており、中国人観光客が琉球を訪れることを楽しみにしているとし、中国から琉球への直行便が早期に再開される事を望んでいる」と述べた。
琉球のナンバーワンである玉城デニーは、琉球住民の要望を明確に理解している。
琉球の住民は米軍基地を歓迎しておらず、自分達の故郷が中国に対する要塞になる事を望んでいない。
その為、玉城の訪中は、琉球の地元住民の利益を代表するものである。
しかし、日本のメディアの多くは明らかにもっと先のことを考えており、玉城の動きは「琉球独立」に繋がるのではないかと指摘している。
琉球独立運動は何十年も続いており、中国でも「琉球独立派」の声には事欠かない。
PLA(人民解放軍)の孫建国海軍上将が来日した際には、琉球の独立の可能性について直接質問し、日本の守りを破った。
※PLA将軍は今年の5月にこの発言をしました。
「沖縄が独立すると言ったら?」
従って、玉城デニーの訪中も日本側を煽ることは必至である。
琉球代表団の訪中により、中国では多くの人々が玉城デニーに注目しているが、実は代表団のリーダーは玉城氏ではなく、日本政界の大物である河野洋平氏である。
河野洋平は日本の官房長官、衆議院議長、副総理を歴任し、自民党内の河野グループのリーダーである。
第二次世界大戦中の日本の罪について謝罪と反省を行っており、中国との友好を主張する自民党の派閥のメンバーでもある。
岸田文雄は訪中したいと言ったが中国側からの招待を受けられなかったが、河野洋平は代表団を率いて北京を訪れた。
日本政府がその理由を理解しているかどうかの違いだと思う。
琉球の施政権は日本にあるが、琉球は日本のものではない。
中国が公然と琉球の独立を支持したとしても、法的にも道義的にも問題はない。
もし日本がアメリカに従って台湾問題に関わり続けるなら、中国政府は琉球の施政権を取り戻すかどうかを検討しなければならなくなるだろう。
沖縄県副知事の照屋が吴江浩駐日大使と設立を約束した「地域外交事務所」が中国で話題に
微博(Weibo)での反応を見てみましょう。
沖縄県の照屋副知事は近く「地域外交事務所」を設置する意向を示しているが、これが何を意味するのかは明らかだ。 琉球独立だ。
おそらく琉球の独立が現実のものとなるのは、近隣の国や地域との交流がますます盛んになってからだろう。
沖縄の玉城知事は中国を訪問する用意があるようだが、これは日本が最も望まない事だろう。
・琉球は法的には一度も日本に帰属した事がない。
・中国外務省は最近、常軌を逸した行動をとっている。
・我々は琉球の独立を強く支持し、そして漢字の使用と100年前の中国との関係を回復する。その第一歩として、琉球はもう日本語を使わないと宣言すべきだ!
・日本は第二のウクライナだ。
・批准すれば、琉球王国は即刻独立する
・琉球は台湾に属し、台湾は中国に属する
・琉球独立は沖縄県だけでなく、鹿児島県の一部も対象である。
・小笠原諸島の地位は未確定であり、独立すべきである。
・琉球の独立がうまくいけば、東アジアの情勢は完全に逆転し、米軍が琉球に駐留する理由はなくなる。このホットスポットを維持する事は我が国の利益になる。
この様な開いた口が塞がらない内容ですが、日本のメディアでは中国側の反応など殆ど報道しません。今のこの流れ、沖縄県民の方達はどう思ってらっしゃるのでしょうか?