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アストラゼネカは昨日、アストラゼネカ中国の社長・王磊氏が捜査をされており、中国当局に協力していると発表しました。これにより同社の株価は5.3％の急落。
王磊氏が中国政府に拘留されているかどうかはハッキリ分かっておらず、彼の所在についての取材に対し同社の広報担当者は「王磊氏は捜査中である。」と繰り返すだけだったそうです。
昨年、アストラゼネカは中国市場進出30周年を祝うイベントで、「アストラゼネカは中国共産党を愛する、愛国的な企業となる事を目指す」とまで発表していました。
しかし今年9月、中国はアストラゼネカの従業員と元従業員数名を尋問のため拘留し、今回は社長まで拘束。まぁ親中企業の哀れな末路です。
中国駐在の日本のアステラス製薬社員も拘束されたままで、現在どうなっているのかも不明です。
アストラゼネカ株価⇩
アストラゼネカ週足⇩
コロナ発生と共に急速に株価を伸ばしてきたアストラゼネカですが、こうした中国リスクや需要減速で今後は更に失速する可能性がありますね。