2億㎡と言われても直感的にビンと来ませんが、🇨🇳未完成住宅200,000,000㎡÷東京ドーム46,755㎡=4,277箇所分
東京ドーム4277箇所分です。
また、渋谷区の面積は約15 km²ですが🇨🇳未完成住宅は2,00km²なので、渋谷区の13倍の面積はデカイですね😂因みに東京23区全部で622 km²です。
全ての建築中の不動産がストップしている訳ではありませんが、中国の不動産債務危機は拡大しており、これは多くの地域で起こっています。
恒大などの🇨🇳トップ不動産開発業者がプロジェクトを停止した事を受け、中国の90都市余りで数十万人の住宅購入者が計2兆元の住宅ローンの支払いを拒否。
総資産の70%が住宅関連と推定されるミドルクラスの世帯で返済ボイコットに加わる人が増えており、経済・社会の安定に脅威を齎していると報道されています。
この中国の都市における住宅ローンの返済を拒否する波は急速に広がっており、一部の不動産業者は銀行への融資の返済を停止している様です。
🇨🇳不動産マーケットは今後どうなっていくのでしょうか?
また以前の様な姿に復活するのでしょうか?
この事について、元🇨🇳国務院顧問で現代経済財団名誉会長、中国チーフエコノミストフォーラム会長、中国経済50フォーラム委員を務めた夏斌氏はこう指摘しています。
「不動産会社群の再編・変革、不動産会社群の再編・変革が必要です。長い間管理が行き届いておらず、支払不能者は破産しなければなりません。」
今世紀初頭の中国のWTO加盟により、輸出、投資、経済成長が加速しました。投資を呼び込むには、多くの用地取得と用地売却が必要になった為に中国の不動産マーケットは爆発的に成長してきたが、
現在の「住宅価格高騰・急成長」モデルは続くのかというと、結論として、このパターンは終わりを迎え、これ以上続ける事はできません。
中国の不動産市場のバブルは吹き続けるべきではなく、中国の住宅価格は上昇し続けるべきではありません。20年以上発展してきた中国の不動産市場は、正に歴史的な転換期を迎え、住宅投資商品から消費財への急速な発展の道を歩み始めるだろう。
中国不動産バブルは終わったと言っていますね。
「不動産販売の魔術師」と言われ、 中国の不動産業界を象徴するような存在である邓智仁氏が、この中国不動産業界の状況についてインタビューで悲観的な見解を述べていました。
邓智仁氏は中国初の輸出物件である「金田園」から、上海初の商業施設である浦东世界广场、北京初の商業施設である北京バラ園、海南省文昌市朝天湾の新しい総合産業区まで38年間中国不動産業界に身を置いてきた男です。
彼は中国の不動産は、巨大な「カジノ」のようなものだと表現しています。
中国の不動産開発業界は怪物的であり、中国の不動産を「カジノ」に例え、「悲しい産業」と称しています。 このカジノはあまりに大きいので、無数の人が集まり、賄賂や汚職、懲役などの事件が多発する。 今後2〜3年は苦難の時代だが、苦難があってこそ変化が生まれる、ただし変化は非常に難しいと、業界の将来を見据えて語っています。
現在の未完成の建物を解決する方法はあると思いますか?という質問に対しては
「まだわかりません。行き止まりです。不動産デベロッパーがお金を使い果たしたので、誰かの手に渡ったわけではありません。これは政府がどれだけ支出できるかにかかっているかもしれません。まず、不動産デベロッパーは、資金が他の用途に流用されているため、本当に着工する資金がないのです。 」と答えていました。
この状況に怒りの声を上げた中国の被害者の動画