https://youtu.be/YHBn1vmr9Lw?si=B62HV9trdcsOryBU
SECがイーサリアムETFを承認しました。
これによりイーサリアムへの資金流入が今までは比較にならないレベルで増加してきます。それはビットコインETFが承認された後、異常な急騰を見せた事からもほぼ確定と見てよいと思われます。
Bitwise Asset Managementは本日、イーサリアムETFに対するニューヨーク証券取引所への19b-4申請が承認された事を発表し、歴史的だと祝いました。
BitwiseはSECがS-1登録届出書が有効だと宣言し次第、取引を開始する予定です。
ところがイーサリアムETFが承認されたにも関わらず、イーサリアムは急騰しませんでした。
急騰しない理由について説明します。
今回SECに承認されたのは19b-4だけで、S-1は承認されていないからイーサリアムETFがまだ運用開始出来ない状態だからだと思われます。
また、10日以内にSECの承認にコミッショナーは異議を申し立てる事ができる状態との事で油断がなりません。
SECがS-1登録届出書をすぐに承認しなかった理由については、イーサリアムETFにESGルール(気候変動対策やら脱炭素やらのルールです)を7月1日までに導入しなければ、トランプが当選した場合、仮想通貨におけるESGルールに異議を唱える可能性があるのでバイデン政権が小細工をしている様子だと言われています。
FIT法と同じような雰囲気で--仮想通貨マーケットにとって一応「政治的進歩」と見なされる
S-1が承認されてからが本番でしょう。
SECの提出書類には、VanEck、Fidelity、Franklin、Grayscale、Bitwise、ARK Invest & 21Shares、Invesco & Galaxy、BlackRockのiShares Ethereum Trustによる8つのイーサリアム ETFが記載されており、Nasdaq、NYSE Arca、Cboe BZX Exchangeへの上場が提案されていました。
この動きにより、イーサリアムにはかなりの機関投資家の資金が流入すると予想されており、スタンダード・チャータード銀行は最初の1年で150億~450億ドル(2兆3000億円~7兆円弱位)の流入を予測しているそうです。
ほんの数日前まで、バイデン政権とSECはイーサリアムETFには消極的と見られていたのに、環境が急変しました。
今年の大統領選挙に向けて、投資家の支持をバイデンは取り付けたいのでサプライズだった様です。
どちらにしてもここまで来たら、SECが承認を取り消さない限り、イーサリアムETFが稼働し始め価格上昇してくるのは時間の問題です。
イーサリアムの価格が上昇する理由としては以下のような事があげられます。
・半減期後の爆上げルーティン
・機関投資家経由のイーサリアムETFへの資金流入による上昇(例えばビットコインETFには各国年金運用資金すら流入し始めているのですが、これがイーサリアムにも流入すると思われます)
・イーサリアム以外のアルトもETFが承認される可能性
・ナイキ、スターバックス、ティファニー、JPモルガンなど、世界のトップブランドの多くがイーサリアムブロックチェーン上にプロジェクトを構築していますが、こうした動きが加速する
長期的にこれ程に上昇する材料が揃ったの見た事ないです。米国政府が積極的にビットコインとイーサリアム運用推進し始めるとは思いませんでした。
イーサリアムETF運用開始時期について
グレイスケール(Grayscale)の広報担当者は「19b-4の提出が承認されたことは、規制当局が発行者にイーサリアムスポットETFの市場投入を認める意向であることを示唆しているが、すべての発行者が提出したS-1フォームを最終的に承認することを保証するものではない。」
「S-1が承認され、ETFの取引が開始されるまでには、まだ時間がかかりそうだ。私の予想では、少なくとも1週間か、それ以上はかかるだろう。歴史に照らし合わせれば、もっと長く、数カ月単位になる可能性もある。しかし個人的には数週間単位になると考えている。」と言っています。
まだしばらくかかりそうですね。
それまでにイーサリアム価格が下落を始めた(赤矢印の様な展開)としても、前回の下降トレンドレジスタンスラインがサポートとして機能する為に、3000ドル付近で止まるのではないかと見ています。
もし、イーサリアムETF承認までの間にだらだらと下げ始めた場合、この付近で仕込みをするのはアリかなと見ています。
イーサリアムETF承認に合わせて急騰してきているイーサリアム・エコシステム上のミームコイン
カエルをモチーフにしたミームコインPEPEが急騰
かなり元気よく動いており、目を引く値動きです。
もうかなり高値に見えますが、イーサリアムETF稼働に合わせてまだ伸びる余地があると思われますので、要チェック銘柄です。