https://youtu.be/xZRzttvKL9s?si=fvWyVLWhQddm4BZ9
最近すっかり中国の言いなりのタイ政府が、中国人観光客の保護の為に中国とタイの警察で共同パトロールをする計画を実施しようとしていましたが、タイ国民がふざけるなと政府を糾弾。
タイ政府は中国警察との共同パトロール計画を撤回しました。
タイ国内で中国警察とのパトロール計画なんて極端な親中政策が持ち上がったのは、今年9月に新首相に親中派のセター・タビシン氏が就任した事が影響している可能性があります。
中国警察とのタイ観光地合同パトロール計画は日曜日、タイ観光局当局者間で議論され発表されました。
タイ観光局は「私達は全ての中国人および外国人観光客に対するケアのレベルを引き上げる為に中国警察に共同パトロールを相談しました。中国警察がタイの観光地をパトロールする事は中国人観光客の信頼を築くのに役立ちます。」等と言っていました。
タイ観光局局長は「中国警察をタイに派遣するパトロールプロジェクトに関して中国大使館と交渉中である」とも述べていた事が報道されており、決定される直前だったのが分かります。
これに対してタイ警察は中国との合同パトロールの実施はタイの国家主権を失うと猛反発。多くのタイ人も反対し、今回の中国タイ警察合同パトロールは見送られる事となりました。
タイのネットユーザーは中国国外の反中国共産党勢力を追い詰める為に、中国政府が秘密作戦を開始する新たな世界的拠点を中国警察合同パトロールを通じて作ろうとしているのではないか？と懸念しています。
この様子を見ていた中国国営メディアの環球時報は、中国警察とタイ警察のタイ観光地での合同パトロールが成功すれば、これが中国政府がタイ以外の国で中国警察によるパトロールを実施するためのプロトタイプモデルになると報道し、中国警察がタイの観光地でパトロールする事は、中国人観光客が安心して観光できるようになるので、中国人観光客が増加しタイにとってはメリットがあるなどと言っています。
シンガポールの新聞はタイの状況について、スペインに本拠を置く人権団体「セーフガード・ディフェンダーズ」が明らかにした世界53カ国にある中国秘密警察署を例に挙げ、中国警察をタイに連れて来る事は、国内に中国の秘密警察署を創設される危険性があると警告しました。
タイがこの様な行動を取った原因は中国国営メディアの環球時報の11/14の報道で触れられています。
タイ首相セター・タビシン氏が習近平におもねり実行しようとしたプロジェクトだった
タイの「ネーション」紙、「ニューズ」紙などは同日12日、APEC首脳非公式会合出席のため渡米したタイのタビシン首相が、空港でタイ政府観光局（NTA）のタペニー局長らと会談し、タイ国内の観光客の安全や観光サービスの質の向上などについて協議したと報じています。
タビシン首相と会談後、タペニー観光局長は中国警察をタイに招き、パトロールを行う構想を発表しました。
「中国との合同パトロールは非常に必要であり、中国警察のタイへの到着はタイが安全対策を強化している事を中国人観光客に示すのに役立ちます。」
タイ側は11月15日に在タイ中国大使館と協議する予定とも発表されました。
10月19日に北京で行われた中国メディアとのインタビューで、タイ環境局のタペニ氏は、タイ政府は治安を非常に重視しており、中国人観光客の安全を保証するためにタイ警察だけでなく、中国国家安全部と連携していると述べています。
タイ国政府観光庁（TAT）はまた、中国人観光客の多様なニーズに応え、タイへの旅行に対する自信を回復させる為、中国企業8社と手を組み、北京でタイ観光に関する「戦略的協力意向書」に署名しました。
2023年10月19日午後、習近平は第3回一帯一路国際協力フォーラム出席と公式訪問のため中国を訪問中のタイのタビシン首相と人民大会堂で会談。
中國はタビシン首相の初めての海外公式訪問先となりました。
この際に、タビシン首相は「習近平国家主席のビジョンと中国の貧困削減における成果を心から称賛しており、中国の統治経験から学びたい」と言っています。習近平と中国・タイ鉄道の建設を加速し、デジタル経済、グリーン開発、新エネルギーを促進し、人的・文化的交流を強化すると約束しました。
タイ首相は完全に中国の犬です。しばらくはまともな判断ができるタイ国民が頼りです。
タイ国内はこの様な状態なので株価はいまいち冴えません。
こちらはタイ株価平均SET⇩
タイの平均株価であるSET指数は、時価総額40兆円程度の規模となっています。