⇧テスラ45分足。爆上げですね。
イーロン・マスクはテスラの最新の四半期報告書で大成功を収めました。
テスラ株は決算を受けて21.9%上昇という驚異的なパフォーマンスを叩き出し、テスラの1日の上昇率としては2013年5月9日の24.4%以来最大となっています。
勿論、業績がそうさせたのです。テスラは予想を上回る72セントの一株当たり利益を報告し、2023年第3四半期に報告された66セントから上昇しています。
利益が増加しただけでなく、テスラの自動車部門の売上総利益率と営業利益率も改善しました。エネルギー貯蔵システムを含むその他の事業の利益率は過去最高を記録。
ウォール街はこの決算についてあまり文句を言わず、殆どのアナリストは、利益率と経営陣のコスト管理の成功を賞賛したそうです。(ウォール街のアナリストはよく決算が良くても内容にケチをつけるんですが、今回のテスラの決算には珍しく文句をつけなかったんです)
第3四半期の業績だけでなく、投資家はテスラの成長予測に期待を持ちました。テスラは2023年と比べても車両納入台数の増加を見込んでおり、これは第4四半期の納入台数が前年同期比約6%増の約51万5000台を記録する事を意味します。2025年については、ウォール街が10%近い成長を予測していたのに対し、マスク氏は20%から30%の成長が可能だと述べています。
テスラは最近まで業績不振を疑われ、大分売り込まれていましたから、その下げた分を今回の発表で戻した形です。
テスラ週足⇩
テスラは2021年11月からずっと下降トレンドでした。しかしここに来てようやくほぼ3年ぶりに下げのレジスタンスライン(オレンジのライン)を上抜け出来そうです。
レジスタンスラインが転換し、サポートラインとして機能し始めています。