ロシアに併合されたドネツク地域の領土の、一部のエネルギーシステムに対するウクライナ軍による夜間攻撃の結果、電力が遮断され停止したと「ドネツク人民共和国長官」デニス・プーシリン氏がテレグラムで報告しました。
プーシリン「夜、敵は地域のエネルギーシステムにダメージを与えようとした。残念ながら、攻撃の規模が大きかった為、すべて撃墜出来たわけではありません。ドネツク人民共和国の領土の一部が停電した結果、被害が出ています」と彼は書いた。
プシーリン氏によると、砲撃の後、この地域の一部の地区や都市は停電したままになった様です。
更に停電により「多くのボイラーハウス」での作業が中断されました。
プシーリンは現在の状況を「困難」であると言い、朝までに技術者らが一部の集落で電力供給をなんとか復旧させたと付け加えました。
前日、ロシア軍はウクライナへの大規模攻撃を開始しました。
ウクライナ軍空軍司令部の報告によれば、シャヘド-131/136型攻撃無人機75機が発射され、ウクライナ軍によってドローン75機のうち74機が撃墜されました。この攻撃により5人が負傷。
ウクライナのエネルギー会社DTEKはロシアのドローン攻撃についてコメントし、ロシア軍が明らかにウクライナのエネルギーインフラに対する大規模な攻撃を再開したと述べました。同社によると、攻撃の結果、キエフでは151の集合住宅、75の民家、12の施設が停電し、キエフ地方では1万6千戸の住宅が停電しました。
ドネツク人民共和国のエネルギーインフラへの攻撃は、この事へのウクライナからのロシアへの報復だったと思われます。
寒くなってきているのでお互いにエネルギーインフラへの攻撃は効きますね。
キエフでは最近、昼間でもマイナス2度。夜間ともなるとマイナス6度の様です。
ドネツクも同じように寒い。