「ラインを制する者は、トレードを制す」とも言われますが、そんなラインの中でも屈指の重要さを誇るのがチャネルラインです。
チャネルラインはトレンドラインと並行する平行線のことで、価格のトレンド(上昇か下落か)とその値幅を表し、マーケット参加者全員に意識されるラインの事です。
トレンドラインはトレンドがいつおわるのかを知るために引くラインで、それをブレイクすると価格が逆に動く可能性が高いラインです。
最近のビットコインの値動きで分かりやすいのはココ⇩ですね。下降トレンドラインが青い丸でブレイクしています。
チャネルラインは大きなチャネルラインと小さなチャネルラインがあります。長期間にわたり機能する大きな幹と短期間に機能する小さな枝葉の様なチャネルラインってイメージでしょうか。
今機能しているビットコインのチャネルで実際に見てみましょう。
現在効いていると思われるチャネルラインが緑で印をつけた上下の上昇チャネルラインです。
重要局面で価格が跳ね返った場所を基準点にして機能しているチャネルラインです。
①2022年逆三尊のヘッド
②2023年三尊否定された三尊の左ショルダー
③2023年9月、逆三尊のヘッド
④年始の1/11の価格を頂点として出来かけた三尊のヘッド
⑤現在高値を阻んでいる場所
チャネルラインは逆三尊や三尊の頂点との絡みがあって面白いですよね。
さて、肝心な現在地なんですが、逆三尊を作り一気に駆け上がったロングの勢いが、このチャネルラインに阻まれ失速。
下の図参照⇩
見事に跳ね返されていますね。
もっと細かく見ると、逆三尊の勢いで出来た枝葉の上昇チャネルが大きなチャネルにぶつかり価格が押し戻されてショートが入ってきています。
それでも価格上昇への期待も大きくて、枝葉のチャネルに価格が昨夜押し戻されています。
この二つがぶつかっていますが、大きなチャネルは強いので、売りがやや優勢かと今の状態では見ています。
今からエントリーされる方はこの勝負の決着を見届けてからのエントリーが吉でしょう。
ここでロング派が敗れると、前回の上昇チャネル上側の45300付近まで戻され、そこも突破されると43500付近まで戻される可能性があると見ています。
逆に上抜け出来れば52000へ向けて上昇できます。