EV自動車製造に必要なリチウムの価格が、2020年から2022年のたった2年で10倍以上に上昇

 

 

broken image

国際エネルギー機関(IEA)によるとEVは従来の内燃機関を使用する自動車に比べ6倍の鉱物資源を消費するとの事ですが、今後はEVは無駄に高くなり使い物にならなくなりそうな展開です。

broken image

コロラド州ボルダーにある調査会社E Sourceのバッテリーソリューションによると、電気自動車の生産コストは今後4年間で急増する見込みです。

この高騰は、電気自動車のバッテリーセル製造に必要な主要原材料の不足が原因で、バッテリーセルの価格が2023年から2026年にかけて22%上昇し、ピーク時には1キロワット時あたり138ドルになると予測されています。

E Sourceのバッテリーソリューション担当副社長、サム・ジャッフェ氏は「この高騰は、何千万個もの電池を作るために必要なリチウムなどの主要原料の需要が高まっていることが原因だ」

「リチウムの不足は文字通り深刻で、今後さらに深刻になる。リチウムを採掘しなければ、電池を作ることはできない」と言っています。

業界幹部や政府首脳は、リチウムなどの原材料の調達にもっと取り組む必要があることに同意しているものの、E関係者によると、採掘プロジェクトの数はまだ驚くほど少ないという。

「リチウムの価格が過去18カ月で900%近くも上昇したため、資本市場が門戸を開放して、何十もの新しいリチウム採掘プロジェクトが設立されると考えていました。しかし、そのほとんどは中国のサプライチェーン向けの中国からの投資であった」と、同社は報告書で述べている。

今後EVが厳しくなる理由としては

★電気自動車メーカーの需要が、コバルト、リチウム、ニッケル、クロム等の確認埋蔵量を上回る可能性があり価格が更に上がる

★リチウム等複数の鉱物の主要供給国は中国で、国有企業を通じて精製能力を独占的に支配し価格や供給量を恣意的にコントロールし他国に不利な状況を作りだしている。

等があげられます。

既に電気自動車生産量で中国が米国とドイツを抜き、電気自動車の世界最大の工場国になっています

中国は電気自動車(EV)の輸出国として存在感を示し、2021年度の輸出台数を前年の約3倍の約50万台に増やし、ドイツやアメリカを抜き世界一に躍り出ました

日本への輸出もなんと2021年度比21.9倍増加

broken image

 

気候変動詐欺は破綻寸前の様に見えます