米国のビットコインETFからの資金流出は収まってきている様です。
FRBのパウエルがFOMC会合で利下げの規模を引き下げた後は、12月19日に6億7100万ドル(1050億円位)も流出しました。翌日の12月20日にも余波が残り、2億7700万ドル(432億円位)の流出。
週末を挟み、昨日12月23日は6000万ドル(94億円位)の流出にとどまり、19日の1/10程度の流出です。
こうして見ると現在のビットコイン値上がりの主力である米国ビットコインETFからの資金流出が弱まっている事が分かります。
土日を挟んでいるので資金流入も少なく、急落はしないもののダラダラと下げていましたが、ここからETF資金流入が再度増えてくれば上昇が見込めます。
気になる動きとしては、フォーブス等が仮想通貨の利益の税金支払いの為に今位からビットコインを売却して納税分を確保しておくようにと報道し始めている事です。
IRS は 2025 年 1 月 1 日から大きな変更を実施します。今準備しておかないと仮想通貨の税金を余分に支払ったり、罰金を科せられたりする可能性があります。罰金を回避し、お金を節約し、有利な立場を保つために、年末までにやるべきことは次の通りです。
目安としては、利益の 25% から 30% を現金またはステーブルコイン(USDT/テザー等)で取っておき、今後の税金の支払いに充てるのがよいでしょう。
これは一定の売り圧力になると思われます。
現在の価格低下を防いでいる週足レベルの重要なトレンドライン
一番上の太い白い線で示したトレンドラインを見てください。
このラインはどう考えても重要で、現在の価格下落を防いでいるラインです。
2021年4月と2021年11月の高値を結んだトレンドラインで、現在も意識され、高値での推移を支えている事が分かります。
パウエル発言でこのラインまで突破されなかったのはラッキーでした。
とは言うもののここで支え切れるかは依然として不透明です。また進捗をご報告しますね。