今の動きは中々良い値動きだと見ています。
底固く、前回の下げトレンド形成開始地点を起点とした逆三尊がファンダ要因(ETFからの継続的な資金流入)により形成されつつある気配を感じるからです。
ビットコインETFが5/27日、100万BTC以上を保有している事が明らかになり、ビットコイン総供給量の5%近くに達し、重要な節目を迎えたそうです。
多額のBTC資産を持つグレイスケールとブラックロックがこのセクターをリードしており、暗号通貨投資に対する機関投資家の関心の高まりを浮き彫りに。
これが価格の底堅さになって表れているのではないかと見ています。
ここから上昇するシナリオとしては、、、こちらを見てみてください⇩
ビットコインは3/14から下落を開始してずるずる下げてきましたが、丸をつけたレジスタンスラインで毎回下に落されてきました。最近、底値を切り上げながら、このラインを上抜ける動きを二度見せており、次くらいに抜けて上に行けるのではないかと見ています。
価格がこれ以上下がるのを防いでいるのは丸をつけたラインです⇩
2023年年始から機能しているラインで、重要局面で価格下落を何度も食い止めてきました。
この一本下のラインもかなり機能していて2023年は繰り返し価格上昇を阻んでいましたが、今年は前回の底値(5/1、57000ドル)を守っています。
ビットコイン価格がここから下落したとしても、このラインで反発し、3/14から続いている下降レジスタンスラインを抜くのではないかと見て今は待っています。
下落するパターンについても
次は下げるシナリオです。現在ビットコインは下降チャネルラインが形成されています。
マーケットの様子(機関投資家によるETF資金流入やイーサリアムETF等の盛り上がり)を見るとこちらは少し考え辛いですが、想定はしておかなければなりません。
丸を付けた場所で下降チャネルが出来ていますね。
3/14からのレジスタンスラインを抜けず、上でお見せしたラインを割り込んでしまい、下降していくパターンです。
赤い矢印が想定される値動きです。黄色い丸は重要ポイント。
重要なサポートラインを繰り返し下抜けし、チャネルの下側迄下落していくと最悪52000ドルがありえます。
こうなってしまうと再度上昇するのが大変です。
そうは言っても、このパターンになったとしても長期的には上昇していくでしょうが、74000ドル程度に到達するのが年末位迄かかる可能性が出てきます。