中国政府最高機関「政協」の周小平の嫁で、オペラ歌手の王芳氏が、爆撃を受け数百人が死亡したマリウポリ劇場のバルコニーでソビエトの歌「カチューシャ」を歌いウクライナ政府がキレました

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https://youtu.be/rWrpKbFQKdc?si=blF7XebUFDieIqLr

王芳はロシアによるウクライナ破壊の象徴となっているマリウポリ劇場のバルコニーで、第二次世界大戦時代のソ連の軍隊行進歌「カチューシャ」を歌っている動画をアップしました。

オペラ歌手の王芳の夫は有名な中国共産党の宣伝マンで、中国人民政治協商会議(CPPCC)委員で 愛国ブロガー の周小平氏です。

ウクライナ外務省はこれに激怒、中国人が国境規則に違反した違法な訪問をしているとして、王芳と中国代表団のメンバーらのウクライナへの入国を禁止しました。

同省のオレフ・ニコレンコ報道官はフェイスブックへの投稿で、この歌手がロシアの戦争歌を演奏したことは「完全なモラルの欠如」だと述べています。

中国政府に説明も要求。

https://youtu.be/B6KKXvtlFdc?si=63WTd9EmvM-wGsQ_

※「カチューシャ(Katyusha)」は、ソビエトの民謡で軍隊行進曲です。1938年にマトヴェイ・ブランテルによって作曲されました。作詞者はソ連の詩人ミハイル・イサコフスキー。この曲は第二次世界大戦中に愛国的な歌として有名になり、国民に戦争への奉仕と国土防衛の士気を鼓舞したとされます。またこの歌は、第二次世界大戦で赤軍が使用したBM-8、BM-13、BM-31「カチューシャ」ロケット砲の俗称にもなりました。

 

周小平氏と言えば、先日話題になったばかりなので日本人にも知ってる方が多いかもしれません。

日本の「福島」を「辐岛(放射線島)」に改称し、日本への渡航を停止する事を中国政治協商会議に正式に提案したあの人物です。

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この人物の嫁なので、今回のマリウポリでの行動もさもありなんです。

 

嫁が世間から叩かれた事を受けて旦那の周小平はさっそく微博に「妻の大胆不敵な行動を断固支持する」と投稿。嫁を「戦場のバラ」と呼び、「この歌がマリウポリの地元住民を鼓舞した。マリウポリの地元住人は NATOの傭兵とウクライナ軍によるあらゆる攻撃に抵抗してきたので、妻の歌が励みになったと思う」と言っています💧

マリウポリ・オペラハウスはウクライナ軍とNATOによって爆破されたとまでデマも拡散。

ロシア国営テレビ『チャンネル・ワン』などは王芳が修復中のマリウポリ劇場のバルコニーで、ロシア祖国戦争の歌として有名な「カチューシャ」を即興演奏した事を称賛しています。

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周小平自身は自分のブログに、妻の王芳をモスクワに同行させ列車で前線に送り届けたが、無用な争いを避けるため紛争地域であるマリウポリには立ち入らなかったと言っています。

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廃墟と化したマリウポリ劇場の床には、今も亡くなったウクライナの子どもたちのために「Дети(子供達)」という文字が大きく書かれています。

言わずもがなですが、周夫妻の行動はウクライナ国民の中国への怒りを買いました。

このパフォーマンスは中国共産党にとってマイナスとなっていくでしょう。