森まさ子議員が発表したブライダル補助金の正式名称は「特定生活関連サービスインバウンド需要創出促進・基盤強化事業費補助金」です。
補助金を受けられるのは個人ではなく、特定の事業を行う企業です。
その事業がこちら⇩
(1)海外に向けた日本文化等の魅力発信を実施する為のビジネスモデルの構築をする事業
(2)訪日外国人の受入に必要な基盤強化を実施する為のビジネスモデルの構築をする事業である事
完全にインバウンド用の補助金で、経産省自身も「本補助金は、補助事業者が実施する、特定生活関連サービス業のインバウンド需要獲得に向けたビジネスモデルの構築等を行う事業にかかる、経費の一部を助成する。」と言っています。
経産省によるとコロナが起こる前には、沖縄・京都といった観光地で結婚式を挙げた外国人が多かったので、今後も日本国内で式を挙げる外国人を増やす目的でこの助成金を作った、との事です。
要は、外国人が日本で結婚式を挙げやすくする為の補助金です。
おいおい、先に日本人の若者の結婚を応援すべきではないのかい?と驚いた内容です。
当然、森議員がこの補助金を作った事を発表したところ、リプ欄は怒りで溢れています。
森議員は「自民党人口減少対策議連 の会長として、人口減少対策に10年以上向き合ってきました。昨年ようやく、初のブライダル担当を経産省の中に設置させることに成功。補正予算にもコロナ対策、インバウンド対策として、ブライダル補助金を入れることが出来ました。」と仰っていますが、方向性が完全にズレています。
移民を推進する自民党の路線には合っているのかもしれませんが・・・
ここで言われている様に、日本人との国際結婚を狙うおかしな業者にも利用されかねません。
いずれにしても自民党には、今の日本の若者に対する結婚補助をきちんとして頂きたい。優先順位が全く違います。