10万ドルの壁に阻まれて苦戦中のビットコイン

 

現在機能しているトレンドラインと長期ホルダーの動向について

· 投資
broken image

⇧ビットコイン週足です。

10万ドルチャレンジに失敗してから8000ドル近く急落しマーケットを驚かせています。現在は以前から多少意識されていたトレンドラインで下落が食い止められています。

broken image

これですね。

日足⇩

broken image

11月12日~18日位の間、上昇を抑えていたラインです。3月の前回高値の際に上値を抑えていたラインでもあります。

四時間足⇩

broken image

これだけ機能したラインですから今回は下落を食い止めて貰いたいものです。

45分足⇩

broken image

15分足⇩

broken image

かなり意識されているのが分かるでしょうか?

これ以上の続落はこのラインを守れるかどうかだと見ています。

 

ビットコインの下落を引き起こした予想外の要因は、ビットコイン長期ホルダーが売ったからではないか?との指摘

broken image

ビットコイン価格が最近92,000ドルまで下落し、多くの観察者を驚かせました。多くの憶測に反して、今回の下落を引き起こしたのはETFや機関投資家ではなく、長期保有者だと一部で報道されています。

今回の大幅な下落は、10万ドルに到達した事で利益を確保しようとした長期保有者の売却によるもので、これによりビットコイン市場には大きな売り圧力が生じたとしていますが、実際にはどうなのか見てみましょう。

長期ホルダーのビットコイン保有総数推移⇩

broken image

 

これを見ると長期ホルダーのせいで昨日の急落が起きたとは言いづらいですね。

broken image

直近の様子を拡大して見ると、長期ホルダーは今回の急騰が始まる前の10月7日からビットコイン保有量を減らしていました。その後ビットコイン価格は急騰していますのでこれが原因とは考えにくいです。

broken image

興味深い事に長期ホルダーは毎回急騰が起きる少し前にビットコインを大量に売却している事が分かります。そして価格が下落を始めればまた保有量を増やしています。

broken image
broken image

このようなデータに基づいて価格の変動を見ていると一喜一憂する事なく、観察できると思います。 このトレンドライン、今後も注目です。