遂に中国共産党によるウイグル臓器収奪に関与している可能性がある日本人にもメス。
中日友好協会とも連携していたと思われるNPO法人「難病患者支援の会」が移植を仲介した約百七十人の九割は、中国の病院で手術を受けたとの事。
警視庁によると菊池理事は、NPOが国の許可を受けていないのに海外での臓器移植を希望する患者に去年2月、ベラルーシで肝臓の移植手術を受けさせるなどして臓器の提供の斡旋をしたとして、臓器移植法違反の疑いが持たれているとの事。理事は患者の親族に「肝臓の状態がぎりぎりの数値だから早くしたほうがよい」などと言って、早期の渡航を促し、臓器移植の費用としておよそ3300万円をNPOの口座に振り込ませていた様です。
NHKの取材に応じた利用予定者は「暴利を貪り許せない」と語っています。
現在はサイトにアクセスできなくされている「難病患者支援の会」のサイトには興味深い記述がありました。
・海外から数多くの移植チームを日本へ招聘し、東京女子医大にて医学交流を実施
・中日友好協会を通じて中国各地の移植センターへ医療器具やリハビリ機材を贈呈
・2013年11月、私どもNPO主催にて、日本から外科医3名(消化器外科2名・腎臓外科1名)並び国立大学の教授(生命倫理学・医事法)4名を中国移植センターへ案内し、学術交流会を開催
・私達はレシピエントを中国へ案内するだけではなく中国の移植医療向上のため学術交流を積極的に実施して参りました
・(収奪した臓器で)日本人の命を助けて頂くお礼として、日本の最先端の医学技術を伝授する
・有名な医師や弁護士、上場会社の役員並び上級公務員さらには地方議員や国会議員のご家族も海外へ案内して参りました。
・NPOが主催した日中学術交流は加藤紘一先生(中日友好協会の会長:自民党元幹事長)日本移植学会の理事長の尽力により東京女子医大にて3日間の日程で開催されました。
(⚠︎中日友好協会は中国の日本中国関連団体。日中友好協会は日本の日本中国関連団体)
Twitterには書いておりませんが、(それがサイトの醍醐味)このNPO法人、中日友好協会とジョイントしてたり、政治家とも絡んでたりしてたんですが、今サイト消してるんですよ。
しかしアーカイブが残ってたからそれを今回載せています。
日本メディアはこの「中国と難病患者支援の会の関係」について、詳細には報道していませんが、中国臓器移植への紹介業を主力事業レベルで行っていた様子。
難病患者支援の会の事業報告書を見ると中国に海外視察に頻繁に言っていた事が分かります。
⇧※クリックすると
難病患者支援の会の事業報告書が開きます。
東京新聞が取材した際に「難病患者支援の会」理事長は、「同会が仲介する腎臓移植の費用は約二千万円で、肝臓移植が約三千万円。件数は腎臓移植が七割を占める。三千万〜四千万円がかかる心臓、四千万〜五千万円が必要な肺の移植も仲介したことがある。費用には治療費や渡航費、同会への手数料が含まれる。同会が日本の病院の紹介状を海外に送り、入退院の手続きを行う。」と述べています。
そして中国本土でこの様な臓器移植はいくらでやっているのかを見てみました。
・腎臓移植 南昌大学附属第二病院によると中国での腎臓移植の平均費用は約30万元(580万円程度)、 中国での腎臓移植の費用は、通常の医療費と臓器提供の過程で発生する費用を含めて、米国での腎臓移植の約8分の1、総額30万元~50万元(580万~965万)程度と言われているとの事。
やる病院によってバラつきがあります。
「難病患者支援の会」の移植事業の7割を占めていた腎臓移植の費用は約2000万円
相場の2倍から3倍。結構抜いてたのでは?
・肝臓移植 上海第一人民医院(南) 総合外科臨床医学センターの医師によると20万元(380万円程度)からできるとの事ですが、70万元~100万元(1350万円~1930万円程度)のケースもありました。
難病患者支援の会は肝臓移植が約三千万円。
・心臓移植
雲南省阜外心血管医院の2019年時点での費用ですが、心臓移植にかかる費用は平均約25万元(482万円程度)との事。
難病患者支援の会では三千万〜四千万円がかかる。
警視庁は法人としてのNPOも臓器移植法違反の疑いで書類送検し、詳しい経緯を調べているとの事で
海外での臓器移植を無許可で斡旋した疑いで摘発されるのは全国で初めてです。
医療ツーリズムなど斡旋している業者がありますので今後さらなる摘発が待たれます。